エビフライ製造中

先週の鳥類調査で森を歩いた時、
ニホンリスにも出会っていました。

地面を走る姿に気付いたのですが、
すぐ近くの木に登って、枯枝の上で何かを食べ始めましたよ。

少し距離があったのですが、木々の隙間を捜して望遠レンズを向けると、
手に持っていたのはアカマツの松ぼっくりでした。

ニホンリス180111-1
松ぼっくりを持つニホンリス

リスは両手で器用に松ぼっくりを持つと、
根元の方から1枚ずつ鱗片を剥がしていきます。
そして鱗片に付いた種子を食べると、
その鱗片を「ぽいっ!」と投げ捨てます。

ニホンリス180111-2
「ぽいっ!」の瞬間

鱗片を先端まで剥がし切ると、
残った芯を今度は「ぽろっ!」と落としました。
この芯がいわゆる「エビフライ」。
野鳥の森ではリスやムササビがアカマツの松ぼっくりを食べ、
この「エビフライ」を残します。

ニホンリス180111-3
「食べ終わっちゃった・・・」

そして毛づくろいをしてから、木を降りて走り去って行きました。

ニホンリス180111-4
「かゆい、かゆい」

大塚

野鳥調査情報(2018年1月11日)

軽井沢は昨夜うっすらと雪が積もり、今朝はとても冷え込みました。
今日は日中でも気温が氷点下の真冬日です。

そんな寒い中でも、野鳥たちは活動しています。
本日確認された野鳥は以下の通りです。

コゲラ、アカゲラ、アオゲラ(声)、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ヒレンジャク、ゴジュウカラ、キバシリ、ミソサザイ、カワガラス(声)、ツグミ、アトリ、マヒワ、イカル、計17種

寒さもあってか、確認された種類数は少なめでした。
しかしこの寒さの中でも、コガラやシジュウカラのさえずりが聞こえました。
アオゲラの「ぴょ〜・ぴょ〜」も響いてましたよ。

冬至からまだ半月程ですが、鳥たちはすでに春を感じているのでしょうか?

キバシリ180111
目の前に降りて来たキバシリ

さて、種類数は少なかったですが、
カウントした個体数はなんと500羽オーバー。
アトリやツグミの群れに、至る所で出会いました。

そして3番目に多くカウントしたのがこの鳥。

ヒレンジャク180111
ヒレンジャク

そう、昨日確認したヒレンジャクです。
ヤドリギの周りに群れ集まって、その実を食べています。
1枚の写真に9羽が写っていますが、2カ所で合計67羽カウントしました。
これだけ大勢で飛来したのは何年ぶりでしょうか?

今までの経験からすると、ヒレンジャクは確認直後が最も数が多く、
次第に他へ移動して、数が減って行く場合が多いです。

観察するなら今がチャンスですよ!

大塚

ヒレンジャク来る!

昨日、1月9日の夕方。
ケラ池スケートリンクから見えるヤドリギの付いた木のあたりから、
「すぴ〜」というか細い声が聞こえてきました。

「ん?この声は・・・」そう思って見上げると、
10羽程の小鳥が飛び去っていきました。

そして今朝。
ケラ池スケートリンクの準備をしていると、やはり「すぴ〜」という声。
見上げると、カラマツの梢に小鳥の群れが止まっていました。

双眼鏡を持ち出して尾羽の先の赤を確認。
そう、今シーズン初確認のヒレンジャクです。

カメラを持ち出そうとしましたが、
ヒレンジャクの群れは、ふたたび飛び去ってしまいました。
その数、約20羽です。

ようやく来ましたね。

写真を撮ろうと星野エリアのヤドリギポイントを一巡しましたが、
残念ながら空振り。
その代わりに(?)撮れたのは、
ヤドリギを巡ってライバル関係にあるヒヨドリでした。

ヒヨドリ180111
ヒヨドリ

ヤマガシュウのつるにぶら下がるようにして、実を食べています。
くちばしの先でついばんだ実を、
空中に放り投げるようにして口の奥に入れる瞬間が、
偶然写っていました。

ヒヨドリ180111-2
もう1枚

ヒヨドリもヒレンジャクも、木の実が好きな野鳥です。
そして木の実を丸呑みし、糞とともに種子を運びます。
ヤドリギに限らず、様々な木の種子が、彼らによって運ばれているのです。

大塚

月夜のスケートリンク

今年も残すところあと2日となりました。

ピッキオはもちろん、年末年始も営業中です。
今日もたくさんの方々が、「ケラ池スケートリンク」にいらっしゃいました。

営業終了後、スケート靴で削れた氷のカスを掃き、
水を撒いてリンクを整備します。
ビジターセンター内では、「きらめく星空ウォッチング」の
出発前のレクチャーがはじまりました。

もう満月に近い、月齢11.9の月が東の空に上がってきました。
せっかくなので、その様子を撮影してみましたよ。

夜のスケートリンク171230

明日の大晦日、ケラ池スケートリンクはナイター営業。
19:00まで延長してOPENしていますので、是非お越し下さいね。

最後に、2017年も野鳥の森ブログをご覧頂きまして、誠にありがとうございました。
来年もピッキオと本ブログをよろしくいお願い致します。

大塚

ムササビからメリークリスマス

今日はクリスマス・イブ。
ピッキオのケラ池スケートリンクは大賑わいで、
夜7時までのナイター営業も含め、非常にたくさんのお客様がいらっしゃいました。

ところで最近、ピッキオビジターセンターの裏手にある巣箱には、
毎日ムササビが入っています。
巣箱の中の様子をモニターに中継しているので、
スケートに来たお客様にも、
その寝姿(といってもほとんど巣材に隠れている)をごらん頂いて、
ムササビについても紹介しています。

このムササビ、大抵同じルートで滑空してくれるので、
最近は時間さえあえば、滑空の撮影に挑戦しています。

滑空の経路が判るように連続撮影して、それを1枚に合成したいのですが、
フラッシュが連続して発光できる光量や発光間隔、
画面内にムササビが重ならないで写る撮影間隔など、
1日に1回しかないチャンスで手探りしなが撮影しているので、
なかなか思ったように撮影できません。

まだ満足いく結果ではないのですが、
とりあえず今日の滑空の連続写真を1枚に合成してみました。

ムササビ滑空連続写真
ムササビの滑空

巣箱があるウラジロモミの梢から飛び出して急降下。
その勢いで引き起こしながら滑空する様子が伝わるでしょうか?

できれば1枚の写真に5コマを合成したいと思っているのですが、
私の撮影に懲りずにムササビが巣箱に入り続けてくれれば、
また撮影に挑戦したいと思います。

ちなみに、まだスケートリンクのナイター営業中だったので、
フラッシュの光でムササビの滑空に気付いたお客様もいらっしゃいましたよ。
クリスマス・イブにちょっとしたサプライズになったでしょうか?

大塚
プロフィール

ピッキオ

Author:ピッキオ
軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
©ピッキオ 禁無断転載

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