もう秋雨?

長雨が終わって天気の良い日が続いていたと思ったら、
もう天気図には秋雨前線が現れ、
昨日の夕方からは雨が降り始めました。

雨が降る前にと、昨日のうちに野鳥の森を巡回しました。
遊歩道のゴミを拾いながら、いつものように開花植物を記録しましたよ。

昨日、咲いていたのが確認された植物は以下の通りです。

草の花:ノブキ、ミズヒキ、キツリフネ、イヌトウバナ、ハナタデ、フシグロセンノウ、キンミズヒキ、ホソバガンクビソウ、シロヨメナ、キオン、ツリフネソウ、ユウガギク、ダイコンソウ、オトコエシ、ススキ、チヂミザサ、ヤマニガナ、サラシナショウマ、ヤマウド、イタドリ、キツネノボタン、シデシャジン、ヒヨドリバナ、ヤマゼリ、ハンゴンソウ、クサコアカソ、ヒメジョオン、ゲンノショウコ、クルマバナ、シシウド、メマツヨイグサ、コバギボウシ、クサボタン、シラヤマギク、ガンクビソウ、ソバナ、ミツバフウロ、イヌタデ、セキヤノアキチョウジ、ミゾソバ、ムカゴイラクサ、キバナアキギリ、ツユクサ、ヤマジノホトトギス、オミナエシ、ミズタマソウ、シラネセンキュウ、アカツメクサ、オオバコ、ハキダメギク、ナンテンハギ、カタバミ、ハエドクソウ、ミヤマタニソバ、ヤマハッカ(見つけた順)

木の花:ヤマハギ、タラノキ

クサコアカソ170830
クサコアカソ

よく「シソですか?」と聞かれるクサコアカソ。
日当りの良い場所では、名前の通り茎や葉柄が赤くなります。
花びらを持たない風媒花ですが、なかなかに美しい。

ヤマジノホトトギス170830
ヤマジノホトトギス

おしべとめしべがまるで噴水のように上に向かって伸びている、
不思議な形をしています。
花びらの下に蜜腺があり、おそらくマルハナバチ類がそこに頭を突っ込むと、
ハチのおしりにしべが触れるのだと思いますが、
なかなか虫が訪れる瞬間を見る機会がありません。

フシグロセンノウ170830
フシグロセンノウ

アゲハチョウが長い口吻を差し込んで蜜を吸うフシグロセンノウ。
しかし今年は天気の悪い日が続いて、
そんな姿を見る機会がありませんでした。
天候不順は、草花たちの種子生産にも影響を与えるのではないでしょうか?

ユウガギク170830
ユウガギク

そうしてもう、野菊の季節となりました。
天気が悪くても、季節はどんどん進んでしまいます。

大塚

長〜い口吻

ピッキオのツアーの受付場所となるビジターセンターは、
国道146号線から星野温泉の看板を右折してP1駐車場に車を停め、
村民食堂やトンボの湯の前を通り過ぎて湯川に掛かる「赤岩橋」を渡り、
湯川沿いに降りる遊歩道を歩いた先に見えてくる、
軽井沢野鳥の森の看板右側の1段高い場所に建っています。

今朝、その湯川沿いの遊歩道を歩いてビジターセンターに向かっていると、
遊歩道沿いの外灯の上を、小さな虫が歩いているのが目に留まりました。

久しぶりに見るシギゾウムシの仲間です。
クリの木の下ですし、きっとクリシギゾウムシでしょう。
そう思って、指先に止まらせて写真を撮りました。

クリシギゾウムシ正面170823

長〜〜〜い口吻が特徴的です。
これでクリの実の中に穴を掘り、その穴に産卵します。

そう、クリの実を拾った時によく出てくる、
ウジ虫っぽい幼虫が成長した姿がこれなのです。

円筒形の外灯の上を延々廻り続けていたので、
クリの木にそっと放してもう1枚。

クリシギゾウムシ170823

横から見ると、口吻が体と同じくらい長い事が判ります。
これはメスの特徴です。
クリシギゾウムシはクリの実に穴を掘って産卵するため、
メスの方が長い口吻を持っているのです。

この木を登って行けば、クリの実がありますよ。

大塚

ケラ池のトンボたち

軽井沢は相変わらず不安定な天気が続いていますが、
今日の日中は日が差して良い天気でした。
ケラ池では今日も、トンボの姿が見られましたよ。

アオイトトンボ170821
アオイトトンボ♂

以前はウジャウジャといたアオイトトンボ。
まだ数は少ないですが、姿を見る事ができました。
岸辺の植物が増えてくれば、草の茎に産卵するこのトンボも増えてくるでしょう。

ナツアカネ未♂170821
ナツアカネ♂

まだ赤くなっていない若いナツアカネのオスです。
こちらは恐らく、どこかの水田で羽化して移動してきたのでしょう。
でもケラ池のような池ではあまり繁殖しません。
ナツアカネはよく、稲刈り前の水田で、稲穂の上から卵をバラまいています。

リスアカネ♂170821
リスアカネ♂

以前のスケートリンクにもよくいたリスアカネ。
今年も姿を見ることができました。
こちらは周りを森に囲まれた池で繁殖する種類なので、
今後、ケラ池への定着が期待できます。

オニヤンマ170821
オニヤンマ♂

ケラ池の脇に流れる水路には、オニヤンマのオスが次々とパトロールに訪れます。
たまたま目の前で枝に止まったので1枚。
体が大きなヤンマの仲間は、ぶら下がるような姿勢で枝に止まります。
オニヤンマは流れのある場所で育つトンボなので、
ケラ池では繁殖しないでしょう。
でもこの水路では繁殖するかもしれませんね。

大塚

羽化初確認!

今朝、ケラ池のほとりで、
羽化直後のマユタテアカネを見つけました。

ちょうど「野鳥の森ネイチャーウォッチング」の出発時だったので、
参加した皆さんと眺めていると、
ヒラヒラと初飛行して梢の方へと飛んでいきました。

午後、残された羽化殻を撮影しましたよ。

マユタテアカネ羽化殻170819

ビジターセンターを背景にもう1枚。

羽化殻とVC170819

マユタテアカネは秋に産卵し、そのまま卵越冬。
春に孵化した幼虫(ヤゴ)が夏に羽化するという生活環をもっています。
つまり冬場、スケートリンクの氷の下で越冬し、
見事、成虫まで成長したということです。

新しいケラ池で、はじめて確認されたトンボの羽化。
今後も定着するトンボの種類が増えてくるかと、期待が膨らみます。

大塚

野鳥調査情報(2017年8月16日)

8月に入ってから、軽井沢は雨ばかりです。
今朝も強めの雨が降っていて、予定より1時間以上遅れての
調査開始となりました。

本日、確認した野鳥は以下の通りです。

キジバト、コゲラ、アオゲラ(声)、カケス、ハシブトガラス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ(声)、シジュウカラ、ヒヨドリ(声)、エナガ(声)、メジロ、ゴジュウカラ(声)、キバシリ(声)、カワガラス、イカル(声)、ホオジロ(声)、計17種

霧雨が降り続いていましたが、森の中では傘は必要ありませんでした。
何カ所かでカラ類の混群に出会いましたが、梢を移動する姿がチラチラ見えるだけで、
何の種類が何羽いたのか、皆目見当も付きません。
でも40羽を超える大きな群れでしたよ。
他には家族と思われるカケスとハシブトガラスの群れが賑やかでした。

一方で夏鳥は見る事ができませんでした。
キビタキのヒナのような声がしていましたが、こちらも確認できず。
まだまだ、滞在しているはずなのですが・・・。

今日は雨も止まず、カメラも出さずじまいでした。
なので写真も無し。
早く夏らしい天気が戻ってきて欲しいですね。

大塚
プロフィール

ピッキオ

Author:ピッキオ
軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
©ピッキオ 禁無断転載

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