ケラ池で産卵が始まりました

昨日の雪で、再び銀世界になった野鳥の森ですが、
今朝はどんどん気温が上がって、雪も順調に溶けていますよ。

さて、ピッキオビジターセンターの前に広がる「ケラ池」では、
待望のヤマアカガエルの産卵が始まりました。

ケラ池ヤマアカ卵170402

写真の手前側、水中に見える黒いブツブツしたものが、
すべてヤマアカガエルの卵です。

数えてみると、卵塊が35個。
つまり35匹のメスが産卵した事になります。
オスはそれ以上来ているはずですから、
70匹以上のカエルが集まった事になります。

今朝はしんと静まり返っていましたが、
日中、暖かくなれば、にぎやかな鳴き声が聞こえるかもしれませんよ。

旧スケートリンクでは、例年3月末に産卵が確認されていました。
今年は丁度、雪が降ったりして冷え込んだ日が続いていたのですが、
まぁ例年並みの産卵といったところでしょうか。

昨年は工事中で池が無かったので、
今年どれだけのカエルが帰ってくるか不安だったのですが、
とりあえず一安心ですね。

ただ、「野鳥の森ネイチャーウォッチング」から帰って来たスタッフの報告では、
3月22日に最初の産卵が確認されたどんぐり池では、
今日は卵が増えていなかったそうです。

産卵期は4月いっぱい続きます。
これから産卵数は増えるのか?
今後の動向を注意して観察しようと思います。

大塚

雪で足元がべしゃべしゃです。

一昨日から降り始めた雪で、すっかり銀世界になった軽井沢。
しかし3月終わりの雪ですから、さすがにベタベタの重い雪。
気温も日中はプラスに上がりますから、
道路の上などはどんどん溶けていきました。

しかし、軽井沢野鳥の森の中は、まだほとんど雪景色です。
重たい雪で倒木など発生していないか、
鳥獣保護区管理員の業務として、森をぐるっと巡回してきましたよ。

雪の次の日は、野鳥たちの活動が活発になるように思います。
恐らく、強い雪が降っている間はどこかに隠れていて、
あまり食事が摂れていないのでしょうね。
いつになく、近くまで寄れるのもこんな時です。
人にかまっていられないのかもしれません。

コゲラ170328
コゲラ

後頭部の赤い羽毛が見えています。
これはオスだけにある模様。
普段は隠れて見えない事が多いのですが、
頭の羽毛を逆立てたので、ちらりと見えました。

もしかしたら、私が近付いたのに腹を立てているのかもしれません。
でも餌探しはやめられない・・・。

コゲラ♂170328

枝の先の方まできて、ポーズを決めてくれました。
やっぱり頭は逆立っています。

地面が雪で覆われてしまったので、
虫を捜しているルリビタキは、
おのずと沢や道路の周りのような、雪が溶けた場所に出てきます。

ルリビタキ170328
沢に出て来たルリビタキ

枝に止まってはあたりの地面を見下ろし、
何かを見つけるとぱっと飛んで地面に降り立ち、
ついばんでから枝に戻ってきます。

ルリビタキ前から170328

背景が雪で真っ白。
まるで置物の写真のようですね。

ルリビタキ正面顔170328

この子はすぐ近くまでやってきましたが、
正面顔になってしまいました。

青いオスの成鳥に出会えるか期待したのですが、
残念ながら見つけられませんでした。

夕方に再び少し森に入ると、遊歩道も一部、雪が溶けて地面が出て来ていました。
でもまだ雪が残っている場所が多いですし、シャーベット状に溶けてべしゃべしゃです。
この数日間は、スノーブーツやスパッツなど、
足元の装備をしっかりとして森にお出掛け下さい。

大塚

野鳥調査情報(2017年3月25日)

今日の軽井沢は、朝から雪が降って、すっかり銀世界になりました。
東京では桜が咲いているというのに・・・。

さて、昨日、軽井沢野鳥の森の鳥類調査を実施しましたので、
その結果をお知らせします(雪が降る前にできてヨカッタ!)。

キジバト、コゲラ、アカゲラ、カケス、ハシボソガラス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、エナガ、ゴジュウカラ、ミソサザイ、ツグミ、アトリ、カワラヒワ、ウソ、ホオジロ、計17種

朝早い時間帯には、あちらこちらでミソサザイがさえずり、
追いかけ合う姿も観察されました。
どうやら今がミソサザイにとって、なわばりが決定する重要な季節のようです。

キジバトの「でーでーぽぽー」という声や、キツツキのドラミングも響き、
春が近付いてきたという感じです。

他にもカラ類やカワラヒワのさえずりや、
カケスの「ぴょ〜」というノスリ(?)の鳴き真似も聞こえましたよ。

ホオジロはペアで地面に降りて、枯草の実を食べていました。

ホオジロ170325
ホオジロ♂

時々「チチチッ」と鳴き交わしながら、
枯草の隙間を縫うように付かず離れず移動していました。

冬鳥もまだ滞在中で、昨日はアトリとツグミ、ウソに会いました。
ウソは小さな群れで4羽確認したのですが、そのうちの2羽はオスでした。

ウソ170325
ウソ♂

地面に降りては、何かをついばんでいました。
恐らく、落ちている植物の種子を食べていたのでしょう。

もう1羽。

アカウソ170325
ウソ♂

こちらのオスは、喉のピンク色が胸から腹にかけてまで、
グラデーションのように広がっています。
「アカウソ」と呼ばれる、サハリンなどから渡ってくる亜種です。

喉元のピンク色がくっきりしている普通のウソは、
日本の亜高山帯で繁殖しています。
どうやらこの小群、出身地はそれぞれ違うのですが、
たまたま野鳥の森で一緒になっただけのようですね。

すると一緒にいた2羽のメス。
見た目には区別が付かないのですが、
ウソとアカウソ、どちらだったのでしょうか?

大塚

また雪が積もりました

昨日から降った雪で、軽井沢はまたうっすらと雪景色になりました。

カエル看板170322

ヤマアカガエルの産卵シーズンを前に設置した「カエル横断注意」看板ですが、
今日は雪の中で佇んでいます。

例年、ヤマアカガエルの産卵は、どんぐり池で3月中旬に始まります。
今年も本日、どんぐり池に1つだけ卵塊が見つかったそうです。
雪の中、寒さにもかかわらず産卵したペアがいたようですね。

旧スケートリンクでは、ヤマアカガエルの産卵は3月末頃に始まりました。
果たして新しいケラ池には、カエルたちは集まってくれるでしょうか?

巣箱ツリー170322

スケートリンクの営業も終了し、ずいぶん氷が溶けたケラ池ですが、
今朝は冷え込んで凍った上に雪が積もって、すっかり冬景色になってしまいました。

島に植えられた木には、沢山のカラフル巣箱が掛けてあります。
これは軽井沢星野エリアで3月18日から開催されている
イロトリドリの街」の巣箱ツリーです。
30個以上のカラフル巣箱が置いてあるのですが、
さて、小鳥は使ってくれるでしょうか?

先日、早速シジュウカラのペアが下見に来ていたそうです。
これだけ沢山あると、どの部屋を選んで良いのか悩ましいでしょうね。

ピッキオビジターセンターでは、
期間中、窓際席にカラフルな双眼鏡を置いています。
カフェでのんびりコーヒーを飲んでいると
巣箱を出入りするシジュウカラの姿が見られるかもしれませんよ。

大塚

ねむいのに〜

今日の軽井沢は暖かいと思っていたら、
午後から雪が舞う変化の激しい天気でした。

軽井沢野鳥の森の遊歩道は、かなり雪が溶けましたが、
まだ部分的に積雪(というか踏み固められた氷)が残っています。
散策の際は靴に滑り止めを付けるなど、足元に注意して歩いて下さい。

現在氷が残っているのは、どんぐり池の手前、アカゲラ休憩所の手前から少し先、
アカゲラ休憩所からミソサザイの沢へと降りる階段、
ミソサザイの沢に沿った遊歩道などです。

また、雪が溶けている場所も要注意です。
冬の間、地中の水分が凍り付くと、地面が盛り上がってきます。
そして春になると凍り付いていた水分が解け、その結果、地中に空洞ができるのです。
知らずにその上を歩いていると、突然地面が陥没し、
まるで落とし穴に落ちたような気分です。

もっとも、その穴は10センチ程度なのですが・・・
バランスを崩したり、場合によっては足をくじく可能性もあるので、油断は禁物。
春の訪れを感じさせる、危険な自然現象です。

さて、ズゴズゴと地面を踏み抜きながら歩いていると、
その音が気になったのでしょうか?
ムササビが巣箱から顔を出しました。

ムササビ170313
「ねむいのに〜 なんの音?」

ここの巣箱に入っているのを確認したのは久しぶりです。
黒っぽい毛の多い、若そうなムササビですね。
先日2月24日の写真のムササビとは反対側、左耳に切れ込みがあります。
右耳は見えていませんが、この子も個体識別できるかもしれませんね。

大塚
プロフィール

ピッキオ

Author:ピッキオ
軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
©ピッキオ 禁無断転載

カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
リンク
検索フォーム
QRコード
QRコード