春が来たかな?

最近は軽井沢も、日中の気温がプラスになるのが当たり前になってきました。
軽井沢野鳥の森も、ずいぶんと雪が溶けて、
陽当たりの良い斜面はすっかり地肌が出ています。
でも逆に陽当たりの悪い斜面は、まだまだ雪が残っていますよ。

特に遊歩道は陽当たりの悪い場所が多いので、
まるでスケートリンクのようにツルツルになっている場所もあります。
散策の際には靴に滑り止めを付けて歩く事をお勧めします。

さて、そんな遊歩道を歩いていると、
どんぐり池の手前あたりで、小さなこげ茶色の物体が視線を横切りました。
地面に残った雪の上で、ポーズを取ってくれましたよ。

ミソサザイ170227

そう、ミソサザイです。

ここ数日、朝夕にさえずっている声を聞くようになりました。
でも、日中はあまりさえずらないですね。
春本番になると、昼間でもよくさえずっているので、
やっぱりまだまだプレシーズンといった所なのでしょう。

ミソサザイ170227-2

朝の森ではカラ類やホオジロもさえずり始めています。
今日はキツツキのドラミングも響いていました。
景色はまだまだ冬ですが、
音だけ聞いていると、春はもうやって来ているようです。

大塚

アイスが食べたい

寒い冬でも、暖かい室内で食べるアイスは最高ですよね。
今日はアイスキャンディーを食べているエナガさんに出会いました。

もちろん、寒い森の中ですが・・・。

エナガ170222
エナガ(やっとエナガが撮れた・・・笑)

このエナガさんが食べている(舐めている?)のは、
モミジの枝から下がったつららです。
なんでこんな場所につららが下がっているのでしょう?

つららの下がっている枝を、よ〜く見て下さいね。
つららの上の樹皮に、横一列に並んだ傷がついているのが判るでしょうか?
誰か(恐らくキツツキ)がモミジの枝に傷を付けて、
樹液をわざと出しているのです。
言ってみればこのつららは、メープルシロップの原液でできているのです。
もっとも、煮詰める前の原液ですから、と〜っても薄いのですが・・・。

このような傷跡は、春が近付いてくると、
モミジやオニグルミ、ミズキなどの幹や枝に見つかるようになります。
そこから流れ出した樹液には、キツツキ類やエナガ、コガラなどがやって来るのです。

そして今日のように寒い日は、樹液がつららを作り、
身軽なエナガは飛びながらつららを舐めます。
そんな姿を撮影しようと、少し待ってみる事にしました。

理想としては、つららとエナガの背景が綺麗に抜けていて、
エナガの翼が逆光で輝いていると最高です。
そう思ってアングルを捜すのですが、
手前の枝が混んでいる上に、つららの周囲も枝が多いので、
思い描くようなアングルにはなりません。
「まぁこんなもんでいいか」というアングルでレンズを向けて、
エナガが再びやってくるのを待ちます。

約30分後、2羽のエナガがやってきましたが、
私のすぐ上を通り過ぎ、つららはスルー・・・。

さらに約30分後、今度は7〜8羽の群れが樹冠を通りかかりました。
「高いなぁ〜」と眺めていると、見事につららのある枝まで降りてきましたよ。
そして順番につららを舐めます。
そのうちの2羽が、飛びながらつららを舐めていきました。

連写した中から最も角度が良かったのがこれ。

エナガホバ170222

エナガの背景の枝が近いのが、やっぱり残念ですね。
羽ばたく翼は、1/1000秒のシャッタースピードでもブレてしまいました。

つららにやってくる小鳥たちの姿は、早春の森の風物詩なのですが、
いざ撮影しようとすると、なかなか良い条件のつららには巡り会えません。
またチャンスがあると良いのですが・・・。

大塚

野鳥調査情報(2017年2月8日)

今朝も軽井沢はよく冷え込みました。

軽井沢野鳥の森では、陽当たりの良い斜面などは雪がほぼ溶けましたが、
遊歩道にはまだ雪が残っています。
特に小瀬林道はツルツルに凍っていますので、
散策する際には滑り止めをご用意頂くと良いでしょう。

さて、本日確認した野鳥は以下の通りです。

コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、カケス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、エナガ、ゴジュウカラ、キバシリ、カワガラス、ツグミ、ルリビタキ、計14種

留鳥のカラ類やキツツキ類には何度も出会いましたが、
確認した冬鳥は、ツグミとルリビタキ(♀タイプ)の2種類のみでした。

ちなみにルリビタキは、
アカゲラ休憩所近くのツタウルシが巻いたカラマツで、
ツグミに追い回されていましたよ。

読むと元気になる!という某青年誌に連載の漫画では、
ツグミはいつも追い回される役回りですが、
実物は結構、気が強いのです。
まぁ、ヒヨドリには追い払われていますが・・・。

野鳥の写真は撮れなかったので、
久しぶりに昆虫の写真を1枚。

オオカマキリ卵嚢170208

オオカマキリの卵嚢です。

軽井沢ではあまり見かけないオオカマキリですが、
野鳥の森ではアカゲラ休憩所前の草地に細々と暮らしています。

このように卵嚢も時々見かけるのですが、
子どもの頃に故郷の千葉で見ていた(集めていた)卵嚢と比較して、
いつも「小さいなぁ」と思います。

やっぱり軽井沢の寒さ(というか夏の短さ)は、
オオカマキリにとっても厳しいものなのでしょうね。

大塚

野鳥調査情報(2017年1月19日)

15〜17日に降った雪で、軽井沢野鳥の森はすっかり雪に覆われました。
遊歩道の積雪は20センチ程。
散策には、防寒ブーツやスパッツがあった方が良いでしょう。

そんな中、毎月恒例の鳥類調査で森を歩きました。
森の中には、雪の上のあちこちに、動物の足跡が残されています。
中でもミソサザイ休憩所には、入口から中に入って、
そして再び出て行くノウサギの足跡が残されていましたよ。

ウサギ足跡ミソサザイ休憩所
何しに入ってきたの?

さて、本日確認した野鳥は、以下の通りです。

コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、カケス、ハシブトガラス、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、ゴジュウカラ、キバシリ、ミソサザイ、カワガラス、ツグミ、ベニマシコ、ウソ、計17種

沢沿いの遊歩道を歩いていると、ツグミが何度も沢から飛び出して行きました。
地面が雪で覆われてしまったので、沢の水際で食べ物を捜しているのでしょうね。
ルリビタキにもそういう習性があるので期待したのですが、今日は会えませんでした。
他に冬鳥は、ウソとベニマシコの声を聞きましたが、
姿は飛んでいるのをチラッと見たのみでした。

カラ類は活発で、今日は何度も混群に出会いました。
しかも低い位置を移動する群れに3回程行き合い、
周囲をカラ類に囲まれる幸せな時間(?)を過ごせました。

その群れを先行していたエナガを撮影しようと努力したのですが、
やっぱりエナガは動きが素早い。
レンズを向けてピントを合わせているうちに、
他の枝にどんどん移動してしまって間に合いません。
どうにかシャッターを切っても、
なかなかエナガらしさの伝わるアングルで写ってくれないのです。

なんとか写った1枚がこれ。

エナガ170119
エナガ

さらに接近してきたエナガにどうにかピントを合わせると、
構図がメチャクチャで画面の端に上半身だけ写ってました。
その上半身をトリミングして・・・。

エナガ顔170119
エナガの顔

カワイイ鳥なので、ちゃんと撮影したいのですが、
いつも失敗ばっかりです。

大塚

ようやく雪が積もりました

軽井沢に昨夜から降り始めた雪は、
南岸低気圧特有の湿った雪で、15センチ程の積雪になりました。

ケラ池スケートリンクの背後に見える軽井沢野鳥の森も、
すっかり雪景色になりましたよ。

スケートリンク170109

さて、私、大塚は、
きらめく星空ウォッチング」で利用している広場の雪を車で圧雪し、
備品を置いている物置小屋のまわりを除雪しました。
物置小屋の隙間からは、内部に雪が吹き込んでいたので、ちょっと修繕もしました。

一通り作業も済み、「まだちょっと時間があるなぁ」と言う訳で、
少し野鳥の森のアカゲラ休憩所前の草地まで、様子を見に行きましたよ。

雪の中のベニマシコを期待したのですが、静まり返って声も聞こえません。
遠くではシジュウカラが激しく「ジジジジ・・・」と警戒声を出しています。
テンか何か、天敵になるような動物がいたのでしょうか?

声の方向に数羽のカケスが飛んで行って、やはり「ジャー・ジャー」騒ぎ始めました。
「きっと何かいる!」と見に行こうと思ったら、また静まり返ってしまいました。

相変わらずベニマシコの声はしないので、そろそろ帰ろうかと思っていると、
不意に1羽のツグミが飛んで来て、近くの木にとまりまりました。

ツグミ近170109
ツグミ

私の存在に気付いたようで、しばらくこちらを見ていましたが、
茂みの奥に入ってしまいました。

すると今度は、少し離れた木の枝に、ツグミが止まります。
同じ個体なのでしょうか?

ツグミ170109
ツグミ

ツグミの体色にはバリエーションがあるのですが、
同じタイプだと言うだけでは同一個体とは言えません。
他にもツグミの声がしていたので、他個体の可能性もありえますね。

他にはヒヨドリも近くを通過して行きましたが、
茂みの中からは出てきませんでした。

上空を3羽のマヒワが通過していきましたが、降りてはきません。
シメとアオゲラが近くの林内を飛んで行きましたが、写真を撮るには遠すぎる。

ほんの1時間程だったこともありますが、
結局はベニマシコを確認できないまま、草地を後にしました。

大塚
プロフィール

ピッキオ

Author:ピッキオ
軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
©ピッキオ 禁無断転載

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