5月7日の早朝バードウォッチング

ゴールデンウィークも最終日となりました。
日中、暖かくなる日が多かったので、
森の低木はずいぶん緑の葉を広げてきました。
桜もオオヤマザクラは散り始め、今はヤマザクラが満開になっています。

本日の「早朝バードウォッチング」では、以下の野鳥が確認されました。

マガモ、アオバト(声)、コゲラ(声)、アカゲラ、サンショウクイ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス(声)、ヤブサメ(声)、エナガ、センダイムシクイ、メジロ、ゴジュウカラ、ミソサザイ、カワガラス、クロツグミ、コルリ、キビタキ、オオルリ、イカル(声)、計24種類

さて、軽井沢野鳥の森の夏鳥たちはメスも到着し、
何やらオスたちは忙しそうになってきましたよ。

昨日の夕方、少し森に入ってみると、
キビタキのメスとそれを追いかけているオスを見つけました。
低い枝にとまっていたメスが、ぱっと地面に降りて虫を捕まえましたよ。

キビタキ♀170506
キビタキ♀

捕まえたイモムシを、ぶんぶん振り回しています。
何のイモムシでしょうか?
背中側が写っている写真を拡大してみました。

キビタキ虫アップ

クリーム色の2本の筋にオレンジ色の点が並んだ、黒っぽいイモムシです。
どうやらウスバシロチョウの幼虫のようですね。

ウスバシロチョウは卵で越冬し、春先にムラサキケマンの葉を食べて成長。
そして5月の下旬には、もう成虫になって飛び始めます。
今は丁度、幼虫がさかんに成長している時期ですね。

しかし、ウスバシロチョウの幼虫は、日中は枯葉の下などに隠れ、
夜になると出てきて葉を食べるという、夜行性のイモムシです。
隠れているはずのイモムシを見つけるとは、
さすがイモムシ好きのキビタキは、鋭い目をしてますね。

大塚

5月2日の早朝バードウォッチング

今朝の「早朝バードウォッチング」は、
私、大塚が今年はじめての担当でした。

今朝、確認できた野鳥は以下の通りです。

カルガモ、キジバト、アオバト(声)、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ(声)、サンショウクイ(声)、モズ(声)、ハシボソガラス、ハシブトガラス(声)、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ(声)、ウグイス(声)、ヤブサメ(声)、エナガ、センダイムシクイ、メジロ、ゴジュウカラ、キバシリ、ミソサザイ、クロツグミ、アカハラ(声)、コルリ、キビタキ、オオルリ(声)、キセキレイ(声)、イカル、ホオジロ(声)、ノジコ、ガビチョウ(声)、計34種

今朝は5時の時点で気温が0℃!
とても寒い朝でした。

そのためでしょうか?
ピッキオビジターセンターの周囲になわばりを張っているオオルリは、
しんと静まりかえっていました。
でも久しぶりにアカハラのさえずりを聞く事ができましたよ。

アカハラは、私が軽井沢に来た20年程前は、
それこそそこら中にいた野鳥です。
遊歩道をトコトコと歩き回って、すぐ近くに観察できる事もありました。
当時のスライド(まだフィルムカメラだった・・・)には、
500mmレンズでいっぱいに寄った写真が残されています。
それが次第に減少し、現在、野鳥の森では、時々しか確認されなくなってしまいました。

どんぐり池ではノジコが2羽で激しい追い合いをしていました。
先日はペアで歩いていたので、恐らく他所から侵入者のオスがやってきたのでしょう。
コサメビタキもやはり追い合いをしていました。
また、キバシリが低い幹に降りてきてよく見えましたし、
アカゲラが地面を歩く(!)姿や、
梢でさえずるコルリの姿も見ることができました。

ただ、残念だったのは、結局オオルリはさえずりを少し聞いたのみ、
姿を見る事ができなかった事ですね。

さて、朝は梢でさえずっているコルリですが、
さえずり終わると地面に降りて採餌しています。
この数日、何羽かのコルリがサービスよく沢に出て来るので、
それを観察したり撮影できたというお客様からの報告が沢山ありました。

私も今日の夕方、コルリを捜しにいきましたよ。
もう5時過ぎでしたが、ようやく沢に降りて来たコルリに出会いました。

コルリ1170502
コルリ

コルリ2170502
もういっちょ

コルリ3170502
さらに!

コルリ4170502
のび〜

コルリ5170502
おしまい

例年のさえずりを聞いている感じで言うと、
コルリの個体数は、まだ揃い切っていないと思います。

渡来したばかりの時期は、よく沢に出て来るという印象を持っているので、
まだ数日はコルリフィーバーが続きそうですよ。

ただ天気の良い日が続いているので、
日に日に低木の葉が開いてきました。

林内の見通しが効くうちに、コルリに会いに来てみませんか?

大塚

ハイタカ!

今年も昨日28日から「早朝バードウォッチング」が始まりました。
なんと初日はハイタカを見たそうですよ。
昨日は他にもハイタカを見たり撮影した方が、複数いらっしゃったようです。

そして今日は午後の「野鳥の森ネイチャーウォッチング」で、
しかもピッキオビジターセンターを出てすぐ、
ケラ池のほとりでハイタカを目撃しました!

ハイタカ♂170429
ハイタカ(と、捕まったシジュウカラ)

ケラ池の脇に花を咲かせたヤマネコヤナギがあるのですが、
そこにヒヨドリやコガラが来て、花をつついていました。
それをお客様と観察していたのですが、
突然コガラがフリーズ・・・
「おやっ?」と思った瞬間、視界の端を大きめの鳥が横切り、
斜面のすぐ上の枯木に止まりました。
木々の間から双眼鏡で確認すると、なんとハイタカがシジュウカラを掴んでいたのです。
そして羽毛をむしり、食べ始めました。

・・・もう「野生の王国」って感じです。

猛禽類を見る事自体、あまりないのですが、
狩りに成功して食べるシーンは、さらに見る機会がありません。
犠牲になったシジュウカラには悪いですが、
滅多に無いシーンを見ることができました。

昨日観察されたハイタカも、かなり近くで見られたそうです。
恐らく同じ個体でしょう。
また出会えると良いなぁと思う反面、
毎日小鳥が食べられていくと思うとちょっと複雑です。

・・・ちなみにその後のネイチャーウォッチングですが、
次から次へと出るわ出るわ、
キビタキにコルリ、ヤブサメ、センダイムシクイ、ノジコ、キセキレイと、
様々な小鳥が沢のまわりに採餌に集まっていました。

そして一瞬、にわかにかき曇り、パラパラと雨粒が・・・
気圧の谷の通過で、天気が急変したのです。
幸い、雨はパラつく程度で済みましたが、
小鳥たちは、この天候悪化を予見して、活発な採餌行動をしていたようです。

そんなこんなで、今日の午後のネイチャーウォッチングは、
とても内容の濃い2時間となりました。

大塚

夏鳥いろいろ

星野エリアでは、オオヤマザクラが咲き始めました。
トンボの湯周辺の斜面などが、ピンク色に染まってきましたよ。

夏鳥も、一昨日24日にお客様からノジコの情報を頂き、
カッコウ類以外はすべて揃いました。
個体数も日に日に増えて来ているようです。

今日は朝から曇り空で、午後から雨予報でしたが、なかなか降り始めません。
きっと鳥たちは、天気が崩れる前に活発に採餌行動をおこなうでしょう。
そう思って、カメラを持って外に出ましたよ。

思った通り、湯川にはヒタキ類が虫を捜しに集まっていました。

コサメビタキ170426
コサメビタキ

先日から樹上でブツブツさえずっていたのは知っていましたが、
今年はじめて、しっかりと姿を拝見しました。
コサメビタキのさえずりは、様々な野鳥の声を次々と続けて真似る
とても複雑なものです。
いつかはその様子を動画で撮影したい・・・。

そしてオオルリも出てきましたよ。

オオルリ1170426
オオルリ

上からの撮影なので、青い色は良く出ますが、
目線が上を向くと姿勢がちょっと変・・・。
でも実は、こっちを見ているのではなく、反対側の目で地面を見ているのです。
この次の瞬間、川岸に降りて何かをついばんでいました。

オオルリ2170426

背中側から見ると、少しエメラルドグリーンがかって見えます。
クマイチゴの枝が被ってしまったのが残念。

オオルリ3170426

目の前に止まりました。
トリミングしてません・・・。

次に野鳥の森の遊歩道を、どんぐり池に向かって歩きました。
沢にはキビタキが何羽も出ていていましたよ。

キビタキ1170426
キビタキ

沢のまわりで、やはり虫を捜しているようで、
地面近くの枝や石の上に止まります。
こんなによく降りてくるのは、まだ葉が少ない今の時期だけです。

キビタキ2170426
キビタキ

キビタキを追いながらも、目は頻繁に沢を見回します。
なぜなら本命はコルリだからです。
そして何とも運良く、コルリが沢に降りてきました。

コルリ170426
コルリ

しばらく沢に沿って餌をさがしていましたが、
キビタキと違って歩き回りながら餌をさがすのと、
静止していても小刻みに震えているので、
暗い条件ではブレないように撮るのが難しい小鳥です。
しかもさっきからカメラのバッテリーが切れそう・・・。

結局、ピントが合ってブレてなかったのはこのコマだけ
(しかも尾羽はブレて写っている)。
今年もコルリさんには苦戦しそうです。

大塚

コルリも到着しました

今朝の軽井沢は冷え込んで、
私の自宅では、車のフロントガラスに霜がついていました。

訳あって朝早くに出社したので、野鳥の森を歩いてきましたよ。
ミソサザイの沢では、今年はじめてのコルリに出会いました。

コルリ170423
コルリ♂

21日にはサンショウクイも確認していますので、
これでカッコウ類以外の夏鳥は、ノジコを除いてすべて到着しました。

今朝はキビタキにも出会いました。

キビタキ170423
キビタキ♂

キビタキも数が増えて来たようで、
どんぐり池では3羽のオスがなわばり争いしていました。

オオルリもミソサザイの沢とピッキオビジターセンターの上でさえずっていましたが、
高い梢だったので撮影はできませんでした。

湯川に掛かるフクロウ橋では、
イヌコリヤナギの花にヒガラが来ていました。

ヒガラ170423
ヒガラ

毎年撮影しているシーンですが、
やっぱり花粉まみれで黄色くなっています。
ヤナギの花にはエナガやメジロも来ていましたよ。

今朝はアオバトの声も森に響いていました。
いよいよバードォッチングシーズン本番といったところですね。

4月28日からは、「早朝バードウォッチング」が始まります。
「森の小鳥を見たいけど、鳴き声の聞き分けや姿を見つけるのが難しい」
そう思っている方には、絶対にオススメですよ。

大塚
プロフィール

ピッキオ

Author:ピッキオ
軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
©ピッキオ 禁無断転載

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