樹液の虫たち

ここ数日、軽井沢は朝夕ずいぶんと冷え込むようになりました。
でも日中は日差しがあるので、陽当たりの良い場所では、
ポカポカと気持ちの良い気候です。

昆虫たちもまだ活動していて、
今日の「野鳥の森ネイチャーウォッチング」では、
コナラの樹液にエルタテハやキタテハ、ルリタテハといった
タテハチョウだちが集まっているのを見る事ができました。

そこで、昼休みに再び樹液を見に行きましたが、
残念ながら蝶たちはお留守。
一瞬、キタテハが飛来しましたが、
すぐに飛んでしまって、ちゃんと撮影する事はできませんでした。

キタテハ151101
キタテハ

実はこのコナラは、夏の間には樹液が出ていませんでした。
夏の終わりにシロスジカミキリが産卵し、その産卵痕から最近、樹液が出始めたのです。
恐らく幼虫が孵化して、材をかじり始めたのでしょうね。
その樹液が止まらないよう日々努力しているのが、集まってくるスズメバチたちです。

スズメバチ争い151101
オオスズメバチ(左)とキイロスズメバチ(右)

樹液を吸う場所を巡ってちょっともめてますが、
スズメバチたちは樹液が出る場所を大アゴでガジガジとかじり、
新たな傷を付けて樹液が止まらないようにするのです。

今後、シロスジカミキリの幼虫がすくすくと成長してくれれば、
来夏にも樹液が出るかもしれません。
しかしここは野鳥の森。
キツツキによってシロスジカミキリの幼虫が捕食されてしまう事も多く、
なかなか安定した樹液酒場とはならないのです。

大塚
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軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
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