脚何本?

軽井沢は少し涼しくなってきました。
朝夕は、もう半袖では寒いですね。

森の中では、ザトウムシたちが大きく成長して、
よく目立つようになりました。

ザトウムシ捕食150915
虫を食べるザトウムシ

ザトウムシは、このように小さな虫をくわえて歩いている姿をよく見ます。
どうやら虫を捕食しているらしいのですが、
どうやって狩りをしているのでしょうね?

またザトウムシは8本脚の虫ですが、クモではありません。
クモとの違いは主に、、、
 1、腹部と頭胸部の間にくびれがない
 2、糸を出さない
 3、オスとメスが直接交尾をする(クモはオスが精包を触肢で手渡し)
だそうです。

という訳で、交尾の写真。

ザトウムシ交尾150915

撮影していたザトウムシにオスが近付いてきて、
あっという間に交尾が始まりました。

・・・脚だらけです。
右がオスですが、左前脚を失っているので、脚は2匹で計15本ですね。

ちなみにオスの方には、頭に赤いぼんぼりのような物が付いています。
これ、よくザトウムシにくっついているダニの仲間です。

交尾の様子を横から見てみましょう。

ザトウムシ交尾横150915

ダニ付きのオスからメスの脚の付け根あたりに、
体の割に巨大な交尾器が伸びているのが判りますね。

秋、交尾を終えたザトウムシは、朽ち木の中などに卵を産み残します。
卵はそのまま越冬し、来春、小さなザトウムシが産まれるようですよ。

ザトウムシ150915
歩脚をクリーニングするザトウムシ

ところでアメリカでは、ザトウムシのことを
「Daddy Longlegs(あしながおじさん)」という愛称で呼ぶそうです。
そう、あの有名なおはなしの題名は、この虫から来ているのです。

大塚
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軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
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