泡の季節

軽井沢を含む関東甲信地方も、8日ごろに梅雨入りしました。
今日の軽井沢も、雨こそ降っていないものの、はっきりしない天気です。

この季節によく目立つようになるのは、草の茎や木の枝に付いている「白い泡」。
「モリアオガエルの卵ですか?」と聞かれる事もありますが、
もっとずっと小さいです。

唾を吐いたあと(今時そんな人はあまり見かけませんが・・・)のようにも見えますが、
実はこれ、中に虫が隠れているのです。

アワフキムシの泡
中身がちょっと見えてます

これはアワフキムシの幼虫が出す泡です。
アワフキムシは、植物の道管に口を差し込んで、その液を吸っているのですが、
余った水分に自分の排泄物や分泌物を混ぜ、ネバネバした液体を合成。
呼気で泡立てて、自分の姿を隠してしまうのです。

ちょっと枝でつついて、泡の外に出てもらいました。

シロオビアワフキ幼虫150611
シロオビアワフキ幼虫

赤と黒のツートンカラーは、シロオビアワフキの幼虫です。
成虫になると、茶色に白いストライプが入った、
小さなセミのような虫になります。
でも幼虫の時には、こんなに鮮やかな色をしているんですね。

ところで、先日にも書いたように、
虫の赤黒ツートンカラーは鳥に対して「私は不味いですよ〜」の印です。
普段、泡の中に隠れているアワフキムシの幼虫に、
こんな警告色が必要なのでしょうか?

ちなみにこの幼虫たち、
ツンツンと突いても泡から出てこなかったり、
トコトコと歩いて逃亡したり、
ポロッと飛び降りてしまったり、
なかなか写真を撮らせてくれませんでした。

結果、泡の写真と幼虫の写真が別人に・・・
なかなか撮影が難しかったです。

大塚
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Re: No title

鍵コメさん

ご心配いただきまして、ありがとうございます〜。
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軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
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