標高1000mのアキアカネ

今年の夏は、昆虫が少ないように思います。

まずセミが少ない。
ミンミンゼミやアブラゼミの声が時々しか聞こえないのは普通として、
エゾゼミやコエゾゼミの声が、ほとんど聞かれないのです。
例年なら「ギーーーー」という単調な蝉時雨が響いているのですが、
今年の夏は、時々、思い出したように鳴いている程度です。

そしてトンボも少ない。
今年のトンボ池には、ショウジョウトンボがまったくいませんし、
ネキトンボもごくわずかしか見られません。

アオイトトンボやマユタテアカネは普通にいますし、
他にも普通に見られる虫はいろいろいます。
ただ、いくつかの種類の虫が、例年よりすごく少なく感じるのです。

しかし正直、その原因となると判りません。
この夏の不順な天候が影響しているのかもしれませんし、
ひょっとすると冬の大雪が関係しているかもしれません。
いやいや、トンボ池に関しては、近年増加しているドジョウの影響かも・・・?

さてさて、こちらは天候が影響していると思うのですが、
今年はこの虫をよく見かけます。

アキアカネ♀140823
アキアカネ♀

おそらく最も普通の赤トンボ、アキアカネです。
アキアカネの多くは水田で羽化し、暑い夏を高原で過ごします。
野鳥の森近辺で見ていると、夏休みの頃には、あまり見かけません。
どうやら多くのアキアカネは、もっと標高の高い場所に移動してしまうようなのです。

しかし今年は、「リアル昆虫ビンゴ25」でもしばしば捕獲。
標高1000m前後のこの辺りでも、夏を過ごしているアキアカネがいるようなのです。
今日も野鳥の森の入口で、草に止まってエサを捜す若いメスに出会いました。
それが上の写真です。

今年の軽井沢、決していつもより涼しい訳ではありません。
しかしアキアカネにとっては、過ごしやすい夏なのかもしれませんね。

大塚
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軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
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