6月の花嫁

今日の軽井沢は久しぶりに晴れて、初夏らしい陽気になりました。
野鳥の森ではエゾハルゼミの合唱が響き、飛び回る昆虫の数も多いようです。

さて、コンロンソウの白い花に舞い降りて蜜を吸っているのは、
「ウスバシロチョウ」です。
名前に「シロチョウ」と付きますが、実は「アゲハチョウ」の仲間。
幼虫は春先にムラサキケマンを食べて成長し、5月の下旬頃から飛びはじめました。

ウスバシロチョウ
薄羽白蝶

ウスバシロチョウの特徴は、その透けたはねでしょう。
普通、チョウのはねは全面「鱗粉」という粉で被われているのですが、
ウスバシロチョウのはねには鱗粉がない部分があって、それが透けて見えるのです。
まるで白いレースのドレスに身を包んだ、花嫁のようですね。

で、この花嫁、基本的には一生に一度しか結婚(交尾)しません。
何故なら結婚後、旦那さんに貞操帯を着けられてしまうのです。

虫の世界でも、「父親が誰なのか?」というのは重要な問題なのです。

大塚
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軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
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