カエルを食べるものたち

トンボ池でヤマアカガエルの産卵が始まると、
集まるカエルたちを目当てに様々な捕食者がやってきます。

前回紹介したマガモは、トンボ池に居着いているので観察もしやすいのですが、
他にはどんな捕食者がやってきているのでしょうか?

実は、ヤマアカガエルが産卵を始める前の3月12日、
トンボ池のほとりに自動撮影装置(センサーカメラ)を設置しました。

本日、カメラを回収すると、カメラの電池が無くなっていました。
そこで撮影データをパソコンに移し、内容を確認しました。

なんと撮影枚数400枚以上!!
いや~な予感が・・・・
モニター上には、ひたすら同じ風景が延々と続きます。
どうやら夕刻に水面に反射する太陽が、カエルが起こす水面の波で揺らめき、
それにセンサーが誤作動し、「夕刻のトンボ池」という写真を量産したようです。

でもとりあえず、がんばりすぎて電池が切れた3月20日の朝までの間に、
30枚程、しっかりとカエルの捕食者が写されていました。
みなさんにもご紹介しましょう。

イノシシ子

まずイノシシ。
ただ、この方向はあまり写らないようです。

イノシシ親子

3月16日に、カメラの向きを変えました。
その結果、「夕刻のトンボ池」を量産するハメになったのですが・・・
イノシシは毎晩、カメラの前にやってきました。
右手前は子どものおしり、左奥に大きくて黒いおかあさん(?)がいます。

フクロウ090317

右のアシの間を、何かが飛んでいます。

フクロウアップ

その部分を切り出すと、なんとフクロウでした。
今までの調査から、フクロウがヤマアカガエルを補食している事は判っています。

カラスのぞき

「いないかな~」と水中をのぞくハシボソガラス。
彼らは朝早くから夕刻まで、1日に何度も来ているようです。

カラスくわえる

「ゲット!!」

カラスアップ

よく見えないので拡大しました。
捕まったヤマアカガエルの♀は、食べられまいと、手足をいっぱいに広げています。
先日のマガモの写真でもそうでしたね。
どうやらヤマアカガエル共通の防御姿勢のようです。
でも効果はあるのでしょうか?

ちなみに、直接観察していると、
捕えられたヤマアカガエルは「キャ~!」と聞こえる悲鳴を出します。
とても悲しげな声で、ちょっとかわいそうになります。
でもトンボ池に集まる彼らの存在が、たくさんのいのちを支えているのです。

今回撮影された以外にも、ノスリ(タカの仲間)やカケスがカエルを食べにやってきます。
夜間にはタヌキやイタチなどもやってくるだろうと予想しています。

今度は、また違った向きにカメラを仕掛けましたので、
何が写るか、また紹介したいと思います。

大塚
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軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
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