月とムササビ

今日の軽井沢は、昼頃に突然あられが降り、とても寒くなりました。
夜には晴れて半月が綺麗だったので、
例の寝坊助ムササビを、月と一緒に撮影しようとチャレンジしました。

やはり前回に観察した通り、ずいぶん遅くなってからの出巣です。
滑空の瞬間を一発勝負で撮影するのですが・・・

月とムササビ131111

・・・タイミングが一瞬早かったようです。

前回とは違い、こちらに向かってくるような方向に滑空しました。
そこで、上の写真のムササビの部分を拡大してみましたよ。

ムササビ飛び出し131111

翼の前縁にあたる腕から、後方に向かって皮膜が猫背のように背中側にふくらみ、
飛行機の翼断面と同じような(サバの骨のような?)カーブを描いています。
このふくらみが揚力を生んでいるのでしょうね。

また手指が内向きになっていて、かなり手首を内側に曲げているようです。
それによって、手首の外側に伸びる針状軟骨が左右に広がるのでしょうか?

針状軟骨の先の皮膜が上向きに反り返っているのは、
まるで飛行機の翼端に取り付けるウイングレットのようです。
同じように空気抵抗を減らす働きがあるのかもしれませんね。

ムササビは、ただ皮膜が発達しているというだけでなく、
細かいところまで、飛行に適した形態を持っているようです。

ムササビはリス科の動物ですから、先祖はリスのような姿をしていたのでしょう。
それをここまで飛行に適した形に変えてしまったんですね。
生物の進化は、つくづく面白いと感じます。

大塚
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

ピッキオ

Author:ピッキオ
軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
©ピッキオ 禁無断転載

カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
リンク
検索フォーム
QRコード
QRコード