日本最大のシデムシ

昨夜、明かりに引き寄せられて来たのでしょうか?
オフィスの外にある水道のシンクに、大きな甲虫が落ち込んでいました。

全身真っ黒で、陣笠をかぶったような上半身。
お尻は上翅からはみ出しています。
日本最大のシデムシ「クロシデムシ」です。

クロシデムシ130701
クロシデムシ

シデムシは漢字で書くと「死出虫」もしくは「埋葬虫」です。
死体があると出てくる(集まる)事と、
特にモンシデムシの仲間は、小動物の死体を土の中に埋める習性があるためです。

モンシデムシの仲間は、土中に埋めたネズミやモグラの死体を肉団子に加工し、
それをエサに幼虫を育てます。
親は幼虫がサナギになるまでの間、鳴き声で呼んでエサを口移しで与えるなど、
まるで鳥のような子育てをするのです。
この様子は「しでむし」という絵本に詳しく描かれていますよ(→amazonのページ)。

モンシデムシの仲間でも最も大型なのが、体長40mmにもなるクロシデムシです。
彼らが生息するためには、子育てするための小動物の死体が必要です。
つまり、彼らが棲む森には、様々な小動物も暮らしているということ。
そんな豊かな森の象徴であるクロシデムシ。
とりあえず木の枝に止まらせて、地面に降ろしてあげました。

大塚
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軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
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