大水青蛾

今朝、オフィスの壁(というか基礎)に、1匹のオオミズアオが止まっていました。
どうやら昨夜、明かりに引き寄せられてしまったようです。

オオミズアオ
オオミズアオ

翅を広げると8〜9センチもある、大きな蛾です。
月の光のような青白い翅が綺麗ですね。
しかしクモの糸が絡み、後翅から伸びる尾も少しちぎれてしまっています。
もう羽化してから、何日か経っているのでしょう。

この美しく、大きな体を維持しているのは、
幼虫の時に葉を食べて蓄えた栄養分だけです。
その証拠に、オオミズアオの顔には、口がありませんよ。

ほら、このとおり。

オオミズアオ顔
オオミズアオの顔

チョウやガに特有の、あのゼンマイ状に巻かれた長い口がありません。
モスラと同じですね。
きっとモスラも、成虫になると何も食べないのでしょう・・・。

さてさて、オオミズアオの顔を見ていると、
大きな黒い眼と、羽毛状の触角が目立ちます。
触角が細かく枝分かれしているのは、メスが発するフェロモンを嗅ぎ取るため、
つまりこれは、オスのしるしです。
彼らは羽化すると、結婚相手を捜して夜空を飛び回り、そして短い生涯を閉じるのです。
まるで「食べているヒマなど無い!」と言わんばかりに。

大塚
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No title

お久しぶりです! オオミズアオ、大好きな蛾の1つです。
福島南部の山をフィールドにするようになってから、時々オオミズアオにお目にかかれるのが嬉しいです。
習志野あたりでも少しはいるのでしょうが、あまり目にしません…。

Re: No title

飯島さん

ご無沙汰してます。
オオミズアオは綺麗ですよね。
やっぱりヤママユガ科が何種類もたくさん見られると、自然の豊かさを実感します。
嫌いな人には恐怖でしかありませんが・・・。
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ピッキオ

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軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
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