雪の落とし物

軽井沢は昨日の朝の雪で、一面の銀世界です。
しかし今日は暖かく、小雨がぱらつく天気。
せっかくの雪が溶けてしまう・・・。

樹上に載った雪がボタボタと落ちてくると、
一緒に様々な物が落下してきます。

今日はビジターセンターの前に、こんなものが落ちていました。

ウスタビガまゆ1
ウスタビガのまゆ

クリの葉っぱに付いた、ウスタビガという蛾のマユです。
ウスタビガは翅を広げると8センチ程にもなる黄色い大きな蛾で、
緑色のマユはその形から「山叺(やまかます)」と呼ばれます。

ウスタビガまゆ2

マユは糸を綴ってできた柄で、葉の下にぶら下がっています。
柄の付け根をよく見ると、葉柄と枝の両方に糸が巻き付けられていて、
枝の部分がほつれたことで、葉っぱごと落ちて来たことが判ります。

「落ちてしまって大丈夫なの?」と思われるかもしれませんが、
ウスタビガが成虫の蛾になるのは「秋」、
つまり冬には、もうマユは空になっているのです。

しかしこのマユからは、蛾は羽化することができなかったようです。
このマユをひっくり返してみると・・・

ウスタビガまゆ3

横に大きな穴が・・・

どうやら小鳥が穴を開けて、中のサナギを食べてしまったようです。

ウスタビガのマユの造形には、いつも関心させられるのですが、
まだ葉が緑だった初秋の頃に、このマユを木々の葉の間から見つけ出し、
固いまゆに穴を開ける小鳥の能力にも、驚かされてしまいます。

大塚
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軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
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