今年もクスサンの季節になりました

東邦大学理学部 生命圏環境科学科」の実習も、今日で終了です。
参加した学生のみなさんは、班ごとに自然について調べ、
さらに自然解説プログラムを作成・実演し、
残暑厳しい千葉県へと帰っていきました。

課題の完成のために、夜遅くまで作業や議論を続けていましたから、
さぞ大変だったろうと思います。

そんな中でも、山荘の庭にクルミを取りにくるニホンリスの姿や、
樹洞から顔を出すムササビの姿も見る事ができて、
軽井沢の自然の豊かさを感じてもらえたのではないかと思います。

さて、この実習で東邦大学山荘に宿泊していると、
毎回この虫を目にします。

クスサン♀110915
クスサン♀

実習が行われる9月の中旬は、丁度、クスサンの発生期。
夜の間に、部屋の明かりに惹き付けられたクスサンが、
朝になると網戸にとまっているのです。

思えば昨年も、同じように紹介していますね(9月17日の記事)。

昨年同様、「ふうっ!」と息を吹きかけると・・・

クスサン♂110916
クスサン♂

やっぱり、目玉模様を披露してくれます。

すぐに飛び立てないクスサンが、天敵の野鳥などを驚かすために、
隠していた目玉模様を見せつけるのです。

ところで、彼らは成虫になると口が退化してしまい、何も食べる事はありません。
幼虫時代に蓄えた栄養分だけで、飛び回り、相手を見つけ、産卵し、
短い期間で死んでしまいます。
ですから毎年、同じ時期に、一斉に羽化するのです。

この実習が、来年も同じ時期に実施されれば、
来年も同じように、クスサンに会う事ができるでしょう。

大塚
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軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
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