フシグロセンノウが咲きました

野鳥の森では、いま夏の花が咲いています。
その中でも目立つのが、この大きな朱色の花です。

フシグロセンノウ1

「フシグロセンノウ」というナデシコ科の花です。
でも、こんなに花弁が切れ込んでいる花は典型的ではないので、
図鑑などには利用できない写真ですね。

フシグロセンノウ2

アップで見ると、花の中心からおしべが何本も出ています。
花弁の下に伸びるがくが長く、蜜は奥深くに溜まっています。
アゲハチョウの仲間が穴から奥深くにストロー状の口を差し込むと、
その顔面に花粉が付くという仕組みです。

フシグロセンノウ3

こちらの花は、典型的な丸みを帯びた花弁です。
花の中心を見ると、おしべはもう萎れ始めていて、
白いめしべが伸びています。
こちらは花粉を受け取る準備が整っているのです。

おしべとめしべが伸びる時期をずらす事で、
自家受粉を防いでいるのでしょうね。

同じ種類の花を見ていても、個体差もありますし、
咲いてからの時間によって、姿も変わっていくのです。

大塚
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軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
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