春は必ずやってきます

先日の大地震以来、大変な事態が続いています。
軽井沢でもガゾリンの供給不足など、生活にいろいろと影響が出てきました。

世間はそんな暗い話題ばかりですので、何か明るい話題がほしいですね。

何かないでしょうか?

あっ、そうだ、

あれがあった!

凍った雪を踏みながら、野鳥の森の中に入ります。
目指すは「どんぐり池」です。

どんぐり池110315
今日のどんぐり池

まだ雪に囲まれたどんぐり池ですが、
今年もヤマアカガエルの産卵が始まりました。

ヤマアカ卵塊110315
ヤマアカガエルの卵塊

ヤマアカガエルの♀は、1,000~1,500粒の卵を、ひとかたまりの卵塊として産みます。
しかもみんなで集まって産卵するので、大きな卵のかたまりができるのです。
まだ寒い時期に産卵するので、集まることで保温効果があるのではないかと予想しています。
このかたまりには、10~15くらいの卵塊が含まれていそうです。

体外受精により受精した卵は、さかんに細胞分裂をはじめます。
1つの細胞だった受精卵が2つに割れ、4つに割れ、8つに割れ・・・

8細胞期
8細胞期

さらに16に割れ・・・

16細胞期?
たぶん16細胞期

そうやって細胞数を増やし、やがてオタマジャクシの形になるのです。
多細胞生物が地球上に進化して以来、延々と続いてきた生命の神秘です。


今年の産卵は、おとといの13日から始まったようです。
13日には、森の中からどんぐり池にやってきたオスの姿もありました。

ヤマアカ♂110313
ヤマアカガエル♂

体色が明るい色をしています。
どんぐり池の水底で越冬していたヤマアカガエルは、
水底の泥のような暗い色をしていますから、
このオスは落葉や雪の上を跳ねながら、池にきた事が判ります。
いったい何処で、冬眠していたのでしょうね?

彼らはしっかり春を感じ取り、次の世代を残すための営みを始めました。

今年も春は、必ずやってくるのです。
私たち人間も、負ける訳にはいきませんね。

大塚
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軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
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