大きな虫こぶ

野鳥の森ネイチャーウォッチング」で歩くコースに、ヌルデの木があります。
この木では最近、へんなものが目立つようになってきました。

五倍子1
南国フルーツ?

なんとも奇妙な形の、大きなかたまりが付いているのです。

実はこれ、「五倍子」や「付子」と呼ばれる虫こぶで、
タンニンが大量に含まれ、昔は皮なめしや染料、お歯黒に利用されたそうです。

中は空洞になっていて、たくさんのアブラムシがぎっしりと詰まっているはずです。

ちょっと開けてみました・・・

五倍子お割ってみた
ぞわぞわ・・・

白くびっしりと付いているツブツブが、すべてアブラムシです。
「ヌルデシロアブラムシ」という種類が、集団で棲んでいるのです。

もう少しアップに・・・

ヌルデシロアブラムシ
それでも小さい。

秋が深まると、たくさんの翅の生えたアブラムシが育ちます。
すると何故か?虫こぶに出口ができて、そこから飛んで行くのです。

五倍子2

今はまだ、出口はありません。

渋~いタンニンの壁に守られながら数を増やし、
秋には翅を生やして飛んで行ってしまう。
なんとも良く出来た生活ですね。

大塚
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軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
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