自然巣のムササビ

ピッキオで実施しているナイトウォッチングでは、
夕暮れとともにムササビが巣箱から出掛ける様子を観察しています。

そこで、お客様からよく質問されるのが、
「巣箱がない森では、ムササビは昼間どこで寝ているのですか?」というものです。

本日、とある場所の樹洞の前を通りかかった所、
私の気配に気がついたのか、中からムササビが顔を出しました。

ムササビの自然巣
「ねむいんだから、ジャマしないでよ~」

そう、ムササビは本来、このような自然の樹洞に住んでいるのです。
樹洞が少ない場所では、木の枝を組んで鳥のように巣を作る事もあります。

ちなみにこの樹洞、私が軽井沢に来た頃には、すでにムササビが利用していました。
ですから14年以上、同じ樹洞を、ムササビが使い続けているのです。
しかし、1頭のムササビが使い続けている訳ではないようです。
時には入口にクモの巣が張っていたり、アリが出入りしていたりと、
ムササビに使われていないらしい事もあるのです。
でもしばらくすると、またキレイに掃除されて、ムササビが寝ています。

さらにこの木、オニグルミなのですが、未だにちゃんと生きています。
大きな樹洞ができたからといって、木がすぐに枯れてしまう訳ではないのですね。

こんな素敵な樹洞なのですが、
ムササビが顔を出さなければ、中にいるかどうか知る事が出来ません。
しかも樹洞が見える場所が近すぎて、
ムササビを脅かさずに観察する事ができないのです。

というわけで、「観察のしやすさ」では、やはり巣箱の方が上なのです。

大塚
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軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
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