卑弥呼と篤姫の悲劇

毎日開催している野鳥の森ネイチャーウォッチングでは、
森の中に引っ越しさせたアシナガバチの巣を観察していました。
今日も午前中のツアーでは、数が増えて来た働きバチたちを観察していたのですが・・・

午後のツアーから帰って来た村さんから、ショッキングなニュースが!!

「ハチの巣が取られている。」(村さん)

「ええ~っ?」(一同)

さっそく夕方に、状況を確認しに行きました。

倒されたハチの巣
巣を設置していた箱が倒され、巣は跡形も・・・

なんでも直前に、ニホンザルの群が通過していたそうです。
サルが巣を取って食べてしまったのでしょうか?

巣の中身は幼虫やサナギです。
確かにサルにとって魅力的な食べ物なのでしょう。
でも、確証はありません・・・。

実は昨日の夕方、卑弥呼と篤姫の巣を撮影していました。

卑弥呼0814
卑弥呼の巣(コアシナガバチ)

働きバチが8匹見えていました。
女王の卑弥呼は外出中だったようで、姿が見えませんでした。

篤姫0814
篤姫の巣(コアシナガバチ)

こちらは働きバチが6匹。
やはり女王の篤姫は、外出中。

どちらの女王も外出ぎみで、時折エサを運んでくる姿が確認されていました。
まだ働きバチの少ない巣を、けなげに切り盛りしていたのです。
それだけに、今回の事件は残念でなりません。


もうひとつ、設置していたセグロアシナガバチ「エリザベス」の巣。
さいわい、こちらは無事でした。

エリザベス0814
エリザベスの巣(セグロアシナガバチ)

巣にいる働きバチは5匹。
エリザベスも外出気味で、時々しか姿を見ません。

エリザベス0814下
エリザベスの巣を真下から

部屋の中を見てみましょう。
中心部には、マユが破れた痕跡がある部屋が9部屋あります。
これは今までに、9匹のハチが羽化したしるしです。
さらに、部屋が再利用され、小さな幼虫の姿が見えます。
その周辺の部屋は、まゆで蓋がされ、中にはサナギが眠っているはずです。

季節を考えれば、巣の規模は小さいと思うのですが、
ひとまず順調のようですね。

このまま、無事に秋を迎えられると良いのですが・・・

大塚
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

ピッキオ

Author:ピッキオ
軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
©ピッキオ 禁無断転載

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
リンク
検索フォーム
QRコード
QRコード