夕暮れ時の大乱舞!

8月に入り、どちらかというと不人気な生き物の写真が続いていますが、
どうか御勘弁下さい・・・(笑)。

一昨日のことです。
夕闇迫る午後7時頃、トンボ池の水面上で、
数十頭というコウモリが乱舞していました。

トンボ池にやってくるのは、「モモジロコウモリ」という種類だと考えられています。
「水面上ギリギリを50kHz前後の超音波を出しながら高速で飛翔する」
という生態や、大きさなどからの判断です。

私は仕事が終わって帰宅するところだったので、ちょっと撮影に挑戦しました。
撮影法はこんな感じ・・・
 1、カメラのピントを、コウモリが飛んで来そうな距離に「適当に」あわせる
 2、フラッシュの閃光時間が短くなるように、マニュアル発光の1/4光量に設定
 3、カメラをコウモリが通りそうな方向に向け
 4、カメラを覗かずに、コウモリの動きを見ながらタイミングを合わせて
 5、ひたすらシャッターを切り続ける・・・

こんな「数打ちゃ当たる」方式でも、
半分くらいは画面の中にコウモリが入りますし、
30枚に1枚くらいは、ピントもそこそこ合った写真が撮れます。
ただ、ブレている写真がいくつもあったので、
フラッシュの光量をもう少し弱く(閃光時間を短く)する必要があったようです。

とりあえず、ピントが合っていた写真から、3枚ご紹介しましょう。
元画像ではコウモリがかなり小さく写っているので、ちょっと拡大しています。

モモジロコウモリ1
水面に反射した姿が、超低空飛行であることを物語っています。

モモジロコウモリ2
右旋回中を前方から、口を開けているのが判ります。

モモジロコウモリ3
何かを足にぶら下げています。虫を掴んだのでしょうか?

モモジロコウモリは、口から超音波を発しながら水面上を超低空で飛び回り、
羽化や産卵のために水面に集まるカゲロウやトビケラを探索し、
それを後足をつかってかすめとるように捕食するようです。
でもその瞬間は、とても目で確かめられるものではありません。

この「足で水面の虫を掴む瞬間」が、写真家の栗林慧さんの写真集
「The MOMENT 自然の瞬間」に掲載されています。
その写真は赤外線センサースイッチと特殊なフラッシュを利用して
撮影されているのですが、私にはそんな機材も技術もなく・・・。

というわけで、その瞬間をご覧になりたい方は、写真集を捜してみて下さい。

大塚
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軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
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