名は体を表す?

植物の名前は、その姿から由来するものが多いのですが、
時々「なんで?」と思うものもあります。
これもそんな花・・・

ダイコンソウ
「ダイコンソウ」

花も葉も、ましてや根っこも、大根には似ていないように見えます。
実は、春に地面に広がる葉っぱが、大根に似ているのですが・・・
花が咲いている今の季節に見ても、その面影はありません。

ダイコンソウ花
ダイコンソウの花

花は直径1.5cm程です。
緑色の栗のイガのような部分が「めしべ」のあつまりです。
花が終わると、この部分が育って、ちょっと変わった実になります。

ダイコンソウ実
ダイコンソウの実

「めしべ」が伸びて、トゲトゲの実になるのです。
トゲの先端が「くねっ」と曲がっているのが判るでしょうか?
実はこの「くねっ」には、大切な秘密があるのです。

写真では判りにくいですが、この部分はS字形に曲がっています。
実が熟すと、このS字のまん中から先が折れ、無くなってしまいます。
するとどうでしょう。長~いトゲの先が、丁度フックになるのです。

そう、このフックは、通りかかった動物の毛皮や人間の洋服に引っかかります。
種子はそのままヒッチハイクして、遠くに運ばれるという算段なのです。

秋、野鳥の森を歩いたら、ズボンのすそを見てみましょう。
きっとダイコンソウの種子が、くっついていることでしょう。

大塚
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軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
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