夏の出産ラッシュ?

毎朝恒例のムササビ巣箱チェック。
巣箱に設置された隠しカメラから伸びたコードに、
電池とモニターを接続して、中の様子を確認します。

頻繁に引越しするムササビを「空飛ぶムササビウォッチング」で観察するには、
巣箱チェックは欠かせない作業です。

今朝は私がチェックに行きましたが、
気配に反応して、巣箱から顔を出した子がいましたよ。

ムササビ170810

口角が上がって見えて、なかなか可愛く撮れましたね。
他にもこの数日の巣箱内の様子をご紹介しましょう。

ムサ巣箱170727
7月27日撮影

2匹のムササビが、まるで抱き合うように寝ています。
何だかラブラブに見えますが、恐らくこれは若い兄弟(姉妹?)。
ムササビは基本、一人暮らしなのですが、
親子や若い個体同士は、一緒に寝ている事がよくあります。
ちなみに今日、ここの巣箱は1匹だけが寝ていました。

こちらは親子。

ムサ巣箱170806
8月6日撮影

8月初めに新たに確認された親子です。
写真では判りにくいですが、両手の下に子どもが1匹ずつ。
2匹のまだ小さな赤ちゃんが抱きかかえられています。
今朝のチェックでは、この巣箱はもぬけの殻。
昨日まではいましたので、夜のうちに引っ越してしまったようです。

そして親子がもう一組。

ムサ巣箱170809
8月9日撮影

昨日確認されたばかりの親子です。
黒っぽく見えるのが赤ちゃんで、
こちらはどうやら一人っ子。
ムササビの子どもの数は、ほとんどが1匹か2匹です。

ムササビの出産シーズンは年に2回あると言われていますが、
今まで軽井沢で観察した印象では、4月はじめの出産が多く、
夏〜秋の出産例は稀でした。

また、春に産まれた子どもがいつまでも母親と一緒に暮らしていて、
同じ巣箱で寝ていたり、出巣後に合流したりする事も多くあります。
そのため、1年程は親子で一緒に暮らしていて、
その間母親は出産しないものだと予想していたのですが、
今年は2カ所の同じ場所で、春と夏に出産が確認されました。

メスはなわばりを持つと言われているので、
それぞれ同じメスが、年に2回出産したのでしょう。
すると、どちらも春の子が死んでしまって、メスが再発情したのでしょうか?
それともなわばりに変化があって、他のメスが出産したのでしょうか?

こんなとき、1匹1匹が識別できていると、もっと詳しく確実な事が言えるのですが、
見た目だけでの識別は難しく、また良いマーキング法も見つけられずにいます。
電波発信器も電池寿命には限りがあるし・・・。

どうにかもっと、彼らの生活に密着したいのですが、
なかなかに難しいですね。

大塚
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軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
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