オオセンチコガネの墓場

今年の正月三箇日は、穏やかな天候に恵まれました。
そんな中、新年早々、鳥獣保護区管理員の業務で野鳥の森を巡回しましたよ。

いつものようにゴミ拾いしながら歩くのですが、
遊歩道にはほとんどゴミはありません。
時々、飴の包みが落ちている程度。
飴を食べた後にポケットに包みを突っ込んで、
いつの間にか落としてしまうのでしょうね。

一方で、鶴溜入口のあたりは、いつもゴミが落ちています。
別荘地内にある出入り口で、数台の車が止められるので、
ここではよく、配送業者や建築関係、営業関係と思われる車が止まっていて、
ドライバーが車内で昼休みを取っています。
状況証拠だけで疑うのも悪いのですが・・・。

さて、そうは言っても頻繁にゴミを拾っていると、
周囲にゴミが無いからか、新しく捨てられるゴミも少なくなってきました。
やっぱりゴミが目立つと、「他の人が捨てているから自分もいいや・・・」
となってしまうのでしょうね。

今日は落葉から顔をのぞかしている古いコーヒー缶を見つけたので拾い上げると、
中からカラカラ音がします。
振って中身を出してみると、出てくる出てくる、
大量の昆虫の死骸が入っていました。

空き缶トラップ

ほとんどが、赤味のある金属光沢を持ったオオセンチコガネです。
ちゃんと数えた訳では無いですが、30匹分は入っていたようです。
細長い甲虫の前翅も一組入っていましたが、
オサムシの仲間のようです。

これらの虫は、別に人間が空き缶に虫を詰め込んで捨てた訳ではありません。
缶の中の飲み残しが誘因物となって、これだけの数の昆虫が空き缶に侵入し、
出る事が出来なくなって死んでしまったのです。

私は見たこと無いですが、食虫類などの小型ほ乳類が、
中で死んでいる事もあるとか・・・。
何気なく捨てた空き缶が、たくさんの命を奪っているという事を、
缶を捨てる人は知る由もありません。

大塚
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軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
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