混群のおかげ

今日も鳥獣保護区管理員の業務で、
軽井沢野鳥の森をゴミ拾いや休憩所の清掃をしながら歩きました。

この冬は鳥インフルエンザの感染が広がり、
県内でも野鳥から簡易検査で陽性反応が出た事例がったため、
環境省からは野鳥の死体がないかも確認するよう依頼が来ています。

ただ、水辺のカモやハクチョウと違って、
森では野鳥の死体はそうそう見つかる物でもありません。
ハクチョウの給餌場のように、芋洗い状態にひしめく訳でもないですから、
感染が広まるリスクもそれほど高くはないかと思っています。

でも、大陸からの渡り鳥は確かに来ていますから、
念には念を入れた方が良いのでしょうね。

と言う訳で、大陸からの渡り鳥。

シメ水飲み161208
シメ

どんぐり池の奥にある湧き水の水場に、カラ類の混群が次々水浴びに降りていました。
すると周囲から、混群とは関係なさそうな鳥たちも、
水浴びや水を飲もうと集まってきます。
どんな鳥だって、ひとりで水辺に降りるのは怖いのでしょうね。

上の遊歩道から撮影したので、距離にして30m以上。
けっこうトリミングしています。

水場の様子を眺めていると、
いつのまにかカラ類の混群に囲まれていました。
しゃがんでカメラを構えている私のすぐ脇を、
コガラやヤマガラがかすめるように通り過ぎていきます。
ゴジュウカラは、程よい距離でポーズを決めてくれました。

ゴジュウカラ161208
ゴジュウカラ

混群が去ると、水場もしんと静まり返ります。
遠くで「ぴっぽ」とベニマシコの声。
声を追うと、林内を草地の方へ移動しているようです。
草地の脇で、ようやく姿を確認。

ベニマシコ161208
ベニマシコ

今シーズン初ベニマシコは、遠かったですが赤いオスでした。

数羽のシジュウカラが草地の地面に降りていました。
そこにコガラもやってきて「にーにー」言ってます。
その騒ぎを聞きつけて、ベニマシコも開けた場所に出て来たようです。
どうやらオス2羽にメス1羽。
しかし結局、撮りやすい場所までは出て来てくれませんでした。

と、思ったら、背後から今度はアトリの声。

アトリ161208
アトリ

やはり地面に集まるカラ類に気付いて、様子を見に来たようです。
小規模な群れだったようですが、低い枝まで降りて来たのはこの1羽のみ。
私に気付いてか、カラ類が行ってしまったからか、
アトリたちも飛び去ってしまいました。

今日はカラ類の混群のおかげで、様々な冬鳥に出会うことができました。
静まり返った冬の森で鳥を捜すには、
カラ類の混群を追っかけるのがいいかもしれませんよ。

大塚
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軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
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