落枝対策

森の木々は、上へ上へと枝を伸ばし、葉を広げて日光を浴びようとします。
すると低い場所にある古い枝は、日当たりが悪くなって枯れ、
折れて地上に落下し、土へと還っていきます。

これは自然界では普通に起きる現象なのですが、
もし、その枯枝が人に直撃したら・・・。
小枝なら良いですが、大きな枝だと命に関わる怪我になりかねません。

今年の夏、ピッキオがガイドしているすぐ近くでけっこう大きな落枝がありました。
その件を「国設軽井沢野鳥の森」を管轄する環境省の担当者に連絡したところ、
早速、落枝対策として、遊歩道の上に伸びる枯枝の除去をして頂ける事になりました。

昨日・今日と、その作業が実施されています。
ピッキオからも歩行者の誘導と切った枝の片付けのため、
スタッフがその作業に同行します。
昨日の午前中は、私、大塚が行ってきましたよ。

低い場所の枯枝は、柄が4〜5mくらいある長いノコギリで切り落とします。

枝落とし170904

しかし本当に危ない太い枯枝は、地上10m以上の場所にあるのです。
そこは専門の職人さん「空師」と呼ばれる方が、木に登って作業します。

空師170904

ロープと足に付けた金具を使って、するすると木を登って行きます。

空師作業170904

そしてロープでチェーンソーを樹上に上げ、枯枝を切り落とします。

高い木を自在に登り降りする姿には、つい見とれてしまいますが、
次の瞬間、地上に落ちた枯枝は、砕け散り、地面に突き刺さって、
その破壊力を見せつけます。

確率的には非常に低いとは言え、
歩行者に直撃しなくて本当に良かったと思いました。

自然の中には、様々な危険が潜んでいます。
そのすべてについて、事前に想定し、予防策を実施するのは難しのですが、
これからも気付いた事には対策を実施して、
たくさんの方が安心して野鳥の森を歩けるようにしていきたいですね。

大塚
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Author:ピッキオ
軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
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