軽井沢でジョウビタキの繁殖を確認しました!

数日前となりますが、6月3日に軽井沢町内の別荘地で、
冬鳥ジョウビタキの繁殖を確認しました。

ジョウビタキ母子170603
ジョウビタキの巣立ちビナ(右)と成鳥♀(左)

私、大塚は休日だったのですが、
所用で訪れた別荘地内で、別荘の敷地と道路を行き来する
巣立ちビナ3羽と親鳥2羽からなる家族群を発見。
ジョウビタキであることを確認し、慌てて家にカメラを取りに帰りました。

別荘地内の狭い道路という事もあって、大口径望遠レンズを振り回すにははばかられ、
望遠ズームでの手持ち撮影となりました。
木陰の多い別荘地なので暗く、高感度での撮影となって、画質としては残念な感じです。
でもオス親も出現し、間違いなくジョウビタキであると確信できました。

ジョウビタキ♂親170603
ジョウビタキ♂成鳥

ジョウビタキは冬鳥ですから、本来、日本では繁殖しないはずです。
しかし北海道や岡山県、そして近年では県内の八ヶ岳山麓などで
繁殖が確認されるようになり、繁殖地を広げているようです。
私たちが調べた限りでは、浅間山麓の軽井沢でははじめての記録のようです。

これらのジョウビタキが渡りをしなくなったのか、
それとも国内での近距離の移動をしているのかは判りません。
私は後者ではないかと予想していますが、
確認するには、標識調査を実施する必要がありますね。

ジョウビタキ巣立ちビナ170603
ジョウビタキの巣立ちビナ

この件を早速広報に連絡したところ、
県内の新聞各社に情報が送られ、県内版の記事となりました。
web版にも載りましたので、リンクを貼りますね。

朝日新聞デジタル

毎日新聞ウェブ版

軽井沢web

この報道がきっかけとなって、他にも観察例が発表され、
ジョウビタキの繁殖地拡大の様子が解明されていくと良いですね。

身近な野鳥に起きている生態の変化は、ジョウビタキだけに限りません。
軽井沢ではハクセキレイやアオサギが増えて、
近年では町内であたり前のように繁殖しています。
これらの理由は判りませんし、それぞれ違うのかもしれません。
しかし、自然は永遠に不変なのではなく、常に変化していくものだという事を、
このジョウビタキたちは教えてくれているのかもしれませんね。

大塚
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軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
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