イタドリのオトシブミ

野鳥の森も木々の緑が濃くなって来ました。
新緑の柔らかい葉を巻くオトシブミのゆりかごも、少なくなった気がします。
今年はブログにオトシブミの記事を書いてないな〜と思っていたら、
上手い具合に、イタドリの葉を巻いているオトシブミを見つけましたよ。

草本であるイタドリには、まだ柔らかい葉があるんですね。
葉を巻いていたのは、明るい体色をしたオトシブミです。
調べてみると、「キイロヒゲナガオトシブミ」という種類のようです。

キイロヒゲナガオトシブミ1

切れ込みを入れて萎れさせ、二つ折りにしたイタドリの葉を、
先端から巻いていきます。
中にはすでに、卵が一つ、産みつけられているはずです。

キイロヒゲナガオトシブミ2

無事に巻き終わりました。
オトシブミの足元の部分だけ、葉の表側が見えています。
この巻き方が、ゆりかごが解けない秘訣なのです。

最後にゆりかごを切り落として、終了です。
私が観察をはじめてから約30分。
葉を選んでからの下準備も含めれば、たぶん1時間以上かかっているでしょう。

キイロヒゲナガオトシブミ3

ひとつぶの卵を産むために、これだけの手間と時間を掛けるオトシブミは、
昆虫にしては産卵数がとても少ないそうです。
少ない子供を大事に育てる。
ちょっと人間っぽいですね。

大塚
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軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
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