ねむいのに〜

今日の軽井沢は暖かいと思っていたら、
午後から雪が舞う変化の激しい天気でした。

軽井沢野鳥の森の遊歩道は、かなり雪が溶けましたが、
まだ部分的に積雪(というか踏み固められた氷)が残っています。
散策の際は靴に滑り止めを付けるなど、足元に注意して歩いて下さい。

現在氷が残っているのは、どんぐり池の手前、アカゲラ休憩所の手前から少し先、
アカゲラ休憩所からミソサザイの沢へと降りる階段、
ミソサザイの沢に沿った遊歩道などです。

また、雪が溶けている場所も要注意です。
冬の間、地中の水分が凍り付くと、地面が盛り上がってきます。
そして春になると凍り付いていた水分が解け、その結果、地中に空洞ができるのです。
知らずにその上を歩いていると、突然地面が陥没し、
まるで落とし穴に落ちたような気分です。

もっとも、その穴は10センチ程度なのですが・・・
バランスを崩したり、場合によっては足をくじく可能性もあるので、油断は禁物。
春の訪れを感じさせる、危険な自然現象です。

さて、ズゴズゴと地面を踏み抜きながら歩いていると、
その音が気になったのでしょうか?
ムササビが巣箱から顔を出しました。

ムササビ170313
「ねむいのに〜 なんの音?」

ここの巣箱に入っているのを確認したのは久しぶりです。
黒っぽい毛の多い、若そうなムササビですね。
先日2月24日の写真のムササビとは反対側、左耳に切れ込みがあります。
右耳は見えていませんが、この子も個体識別できるかもしれませんね。

大塚
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ムササビ巣箱チェック2017

今年も「空飛ぶムササビウォッチング」のシーズンが近付いてきました。

今日は毎年恒例の、ムササビ巣箱チェックに行きましたよ。
巣箱カメラから伸びるコードに電池とモニターを繋ぎ、
カメラで中を確認できるかチェックしていきます。

教会前170224
「寝てる寝てる・・・」

カラマツ170224
「ここにも寝ていた・・・」

今日は5頭のムササビが、巣箱の中で寝ていましたよ。

全部で13個ある巣箱の中には、コードの接触がやや悪い巣箱や、
昨年作られたハチの巣がそのままになっている巣箱もありました。
それらは近々、整備する事にしました。

そして久しぶりに巣箱に近付くと、
やっぱり驚いて顔を出すムササビがいます。

ムササビ・クルミ170224
「な、なんか下にいた!」

かなり驚いているようです。

ムササビ・クリ170224
「あれ〜?こっち見てる〜」

この子は右耳に切れ込みがありますね。
個体識別できるかもしれません。

大塚

1月の雨

昨夜から今朝にかけて、軽井沢は雨が降りました。
厳寒期の1月末に雨です。
何でも4月並の暖かさだそうですから、雪もどんどん溶けています。
スケートリンクは氷の表面に水が溜まり、今日はCLOSEとなりました。

そんな中、雨が小降りになったところで、軽井沢野鳥の森を歩きました。
遊歩道にはまだ積雪がありますが、水を含んでぐずぐずのシャーベット状です。
歩くと足が雪に沈んで歩きにくいのですが、
これが今度は冷え込むと、デコボコのカチンカチンになって、
さらに歩きにくくなるのです。

いっその事、全部溶けて欲しい・・・。

さて、出会った野鳥はカラ類の混群にツグミくらい。
混群にキバシリが混じっていたのがちょっと嬉しかったでしょうか。
小瀬林道まで出ると、巣箱からムササビが顔を出しました。

ムササビ170130
「お久しぶり・・・」

彼らは冬眠しませんので、
今の季節でも夜になれば、森に出掛けて行っています。

でもそれを観察するには、厳寒の森でじっと待つ覚悟が必要。
しかも冬の間、ムササビはなかなか時間通りに出掛けてくれません。
冬に「空飛ぶムササビウォチング」を開催していない裏には、
そんな理由があるのです。

大塚

ムササビウォッチングはもうすぐ終了です

空飛ぶムササビウォッチング」は、今年も11月30日までの開催予定です。

ムササビは冬でも冬眠しないで活動していますが、
巣箱から出るムササビをじっと待つ私たちが寒いですし、
ムササビが巣から出る時間も遅くなる事が多いため、
観察が難しくなってくるのです。

でも実は、今の季節は木の葉が落ちたので、
木を登っていく姿や滑空する姿も見やすくて、
ムササビ観察には適したシーズンなんですよ。

なのでやっぱり、毎朝の巣箱チェックはかかせません。

ムササビ巣箱内161121

この巣箱には、どうやら3匹のムササビが寝ているようです。

一般にムササビは一人暮らしなのですが、
母親と子どもは一緒に寝ている事があります。
今年も春に何匹かのムササビが子育てをしていたので、
その時の親子かもしれませんね。

1匹が巣箱から顔を出しました。

ムササビ161121

やっぱりカワイイですね。

大塚

変わった寝床

軽井沢は相変わらず雨模様です。

ムササビは、多少の雨なら外に出掛けて行きますので、
ムササビウォッチングは少しの雨なら中止しません。
ですので雨が降っていても、毎朝のムササビ巣箱チェックは欠かせないのです。

今日もいつものように巣箱をチェックしていると、
小さな子ども連れらしいムササビが寝ていました。

ムサ親子160919

雨続きで、ちょっとカメラが曇っていますが、
画像の右側、何やら黒っぽいかたまりが、
恐らくムササビの子どもです。
ムササビは、子どもの頃は毛色が黒っぽいのです。

春に産まれた子どもは、もうずいぶん大きくなっているので、
恐らく夏に産まれた子どもなのでしょう。
先日、9月の始めに2回、
やはり小さな子どもを連れたムササビが巣箱に入っていました。
もしかしたら、その時の親子かもしれません。

他の場所では、いままであまり使われていなかった巣箱に、
新しく巣材が持ち込まれ、ムササビが寝ていました。

ムサ広葉樹巣材160919

広葉樹の葉っぱが、たくさん敷き詰められた上に、ムササビが寝ています。
葉っぱはどうやら、ハルニレのようです。

通常、軽井沢では、ヤマブドウのツルの皮が巣材に使われます。
広葉樹の葉がたくさん持ち込まれている例は、
恐らくピッキオの巣箱でははじめてではないでしょうか?

何故このムササビは、おふとんにハルニレの葉を選んだのでしょうね?
まさかお弁当にするつもりで持ち込んだとか・・・。

大塚
プロフィール

ピッキオ

Author:ピッキオ
軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
©ピッキオ 禁無断転載

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