1月の雨

昨夜から今朝にかけて、軽井沢は雨が降りました。
厳寒期の1月末に雨です。
何でも4月並の暖かさだそうですから、雪もどんどん溶けています。
スケートリンクは氷の表面に水が溜まり、今日はCLOSEとなりました。

そんな中、雨が小降りになったところで、軽井沢野鳥の森を歩きました。
遊歩道にはまだ積雪がありますが、水を含んでぐずぐずのシャーベット状です。
歩くと足が雪に沈んで歩きにくいのですが、
これが今度は冷え込むと、デコボコのカチンカチンになって、
さらに歩きにくくなるのです。

いっその事、全部溶けて欲しい・・・。

さて、出会った野鳥はカラ類の混群にツグミくらい。
混群にキバシリが混じっていたのがちょっと嬉しかったでしょうか。
小瀬林道まで出ると、巣箱からムササビが顔を出しました。

ムササビ170130
「お久しぶり・・・」

彼らは冬眠しませんので、
今の季節でも夜になれば、森に出掛けて行っています。

でもそれを観察するには、厳寒の森でじっと待つ覚悟が必要。
しかも冬の間、ムササビはなかなか時間通りに出掛けてくれません。
冬に「空飛ぶムササビウォチング」を開催していない裏には、
そんな理由があるのです。

大塚
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ムササビウォッチングはもうすぐ終了です

空飛ぶムササビウォッチング」は、今年も11月30日までの開催予定です。

ムササビは冬でも冬眠しないで活動していますが、
巣箱から出るムササビをじっと待つ私たちが寒いですし、
ムササビが巣から出る時間も遅くなる事が多いため、
観察が難しくなってくるのです。

でも実は、今の季節は木の葉が落ちたので、
木を登っていく姿や滑空する姿も見やすくて、
ムササビ観察には適したシーズンなんですよ。

なのでやっぱり、毎朝の巣箱チェックはかかせません。

ムササビ巣箱内161121

この巣箱には、どうやら3匹のムササビが寝ているようです。

一般にムササビは一人暮らしなのですが、
母親と子どもは一緒に寝ている事があります。
今年も春に何匹かのムササビが子育てをしていたので、
その時の親子かもしれませんね。

1匹が巣箱から顔を出しました。

ムササビ161121

やっぱりカワイイですね。

大塚

変わった寝床

軽井沢は相変わらず雨模様です。

ムササビは、多少の雨なら外に出掛けて行きますので、
ムササビウォッチングは少しの雨なら中止しません。
ですので雨が降っていても、毎朝のムササビ巣箱チェックは欠かせないのです。

今日もいつものように巣箱をチェックしていると、
小さな子ども連れらしいムササビが寝ていました。

ムサ親子160919

雨続きで、ちょっとカメラが曇っていますが、
画像の右側、何やら黒っぽいかたまりが、
恐らくムササビの子どもです。
ムササビは、子どもの頃は毛色が黒っぽいのです。

春に産まれた子どもは、もうずいぶん大きくなっているので、
恐らく夏に産まれた子どもなのでしょう。
先日、9月の始めに2回、
やはり小さな子どもを連れたムササビが巣箱に入っていました。
もしかしたら、その時の親子かもしれません。

他の場所では、いままであまり使われていなかった巣箱に、
新しく巣材が持ち込まれ、ムササビが寝ていました。

ムサ広葉樹巣材160919

広葉樹の葉っぱが、たくさん敷き詰められた上に、ムササビが寝ています。
葉っぱはどうやら、ハルニレのようです。

通常、軽井沢では、ヤマブドウのツルの皮が巣材に使われます。
広葉樹の葉がたくさん持ち込まれている例は、
恐らくピッキオの巣箱でははじめてではないでしょうか?

何故このムササビは、おふとんにハルニレの葉を選んだのでしょうね?
まさかお弁当にするつもりで持ち込んだとか・・・。

大塚

はじめてのお出掛け

すくすく成長しているムササビの子どもたち。
最近は、母親が出巣する際に、巣箱から顔を出すようになっていました。
そして6月6日の「空飛ぶムササビウォッチング」では、
ついに仔ムササビが巣箱の外に出るのが確認されました。

そこで8日、私も他の親子が使っている別の巣箱の様子を
観察しに行きましたよ。

ムササビ親子160608

母ムササビが巣箱から出て屋根に乗ると、仔ムササビも巣箱から顔を出しました。
よく見ると、仔ムササビの向こう側に、もう一頭の仔ムササビの鼻先が見えています。
仔ムササビの方が、体毛が黒っぽいのが判ります。

母ムサ滑空160608

母ムササビは、すぐ向こう側の木に小滑空。
ムササビは2頭の子どもを産む事が多いのですが、乳首は6つあるようです。
その後、母ムササビはさらに遠くへ滑空して、子どもを残して出かけていきました。

仔ムサ出巣160608

母ムササビが出かけた後、仔ムササビも巣箱から出て来ましたよ。

ムサ仔1160608

そして2頭は、木の幹を登ったり降りたり。

ムサ仔2160608

この木は一昨年に枯れてしまったので、枝が切られています。
ついにはその木のてっぺんまで登り詰めたのですが、
結局、滑空しないで降りて来ました。

こんな小さなお出掛けを繰り返しながら、
近々、はじめての滑空に挑戦するのでしょうね。
そして母ムササビと一緒に、森の奥へと出掛けるようになるのです。

そうなると、巣を引越してしまう事もあるのですが、この親子はどうでしょうか?
仔ムササビがはじめて滑空する様子も見てみたいですね。

大塚

すくすく育ってます

4月18日の記事で、ムササビに赤ちゃんが産まれていることを紹介しました。

今年は3つの巣箱で出産が確認されていましたが、
何度か引越しがあったものの、最近もその3家族は、
ピッキオが掛けた巣箱で暮らしていますよ。

今日のムササビ巣箱チェックの時に、
画像を記録したのでアップします。

ムサ親子160523

仰向けのお母さん(左下の頭)のおなかの上に、
2頭の子どもが乗っています。
子どもの1頭は顔を上げている(右下の頭)のでよく判りますが、
もう1頭はしっぽで顔が隠れていて判りませんね。

子どもは、まだお母さんに比べると小さいですが、
姿は立派にムササビらしくなっています。

どの巣箱の子どもも、産まれたのは4月上旬ですから、
今は生後40〜50日ほど。
空飛ぶムササビウォッチング」で観察していると、
最近では巣箱から顔を出している事もありますよ。

あと2週間ほどすると、子どもも巣箱から外に出て、
おっぱい以外の物も食べるようになります。

そうするとまた引越ししてしまう事が多いのですが、
引き続き巣箱を使ってくれると、継続して観察できるので嬉しいですね。

ムササビ160523

こちらは別のムササビさん。
巣箱カメラのコードが絡んでいたのを直していたら、
その音に反応して顔を出してしまいました。

大塚
プロフィール

ピッキオ

Author:ピッキオ
軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
©ピッキオ 禁無断転載

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