雪のち雨

今日の軽井沢は雪のち雨。
積もった雪の上に雨がしとしとと降って。
べちょべちょのシャーベット状になっています。

ビジターセンター120305
今日のビジターセンター

この雨も春が近づいてきている証拠なのですが、
重くなった雪は除雪が大変だし、
靴には水が染み込むし、
車はタイヤを取られやすいし、
あまり良い事はありません。

ムサ巣箱120305
屋根に雪が積もったムササビ巣箱

でも今日は、ビジターセンターのムササビ巣箱で
ムササビが寝ていました。
しばらく来ていなかったのですが、
このところ5日連続くらいで入っています。

ムサ巣箱生中継120305
今日のムササビ巣箱

このまましばらく入り続けてくれると良いのですが・・・

ちなみにこの様子、
USTREAMでもご覧いただけます。
雨の中、外に出るのが億劫な方。
よろしければムササビの寝姿をお楽しみください。

軽井沢森の巣箱生中継

大塚

最近のムササビは・・・

冬期は開催していない「空飛ぶムササビウォッチング」。
しかしムササビは、真冬でも活動しています。
彼らは冬眠をしないのです。

といっても寒い冬の夜。
なかなかムササビを観察しには行けません。
でも森に積もった雪の上には、彼らの落とし物がはっきりと残されています。

最近、ピッキオビジターセンターの周辺では、こんな痕跡が目立ちます。

松葉食痕120216

アカマツの枝先にある冬芽を食べた痕です。
冬芽を覆うパサパサした皮の部分が、雪の上にポロポロと落ちています。

松葉食痕2120216

こちらはアカマツの枝先です。
写真に撮ったら判りにくかったのですが、先端の冬芽がなくなっています。
どうやら切り取った枝先から、芽を食べて残りを落としたようです。

ムササビ糞120216

雪の上には、ムササビの糞も落ちていました。
水を吸って膨らんで、少し大きくなっています。
といっても直径6〜7mmくらいですけどね。

空飛ぶムササビウォッチング」は3月16日から開催です。
春先は寒いですが、木の葉が開いていないと飛んでいる姿が見やすいので、
実はおすすめですよ。

大塚

薄暮の森を飛ぶムササビ

今日は「薄暮の森を飛ぶムササビ」というイメージで写真を撮ろうと、
またムササビの出巣を見に行きました。

スローシャッターで空の色が青く残るように設定して、
ムササビの滑空を待ちます。
思ったルートで飛んでくれるでしょうか?
        ・
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        ・


ムササビ飛翔111209

ほぼ、狙い通り。

でもここは、ずいぶん周囲の木々がゴチャゴチャしています。
写真的にはもう少し枝がすっきりした場所の方がいいかな?

それにしてもムササビは、枝の隙間を上手くすり抜けるものです。
彼らには、枝の隙間を縫って木から木へと伸びる「滑空ルート」が、
ちゃんと見えているのでしょうね。

大塚

ムササビの滑空姿

本年度も11月いっぱいで、「空飛ぶムササビウォッチング」が終了しました。

冬は夜が長いためか、それとも寒くて布団から出られないだけなのか、
ムササビの出巣時間が遅くなる傾向があります。
厳冬の中、長時間待っているのは、我々人間も辛いですよね。
ですから春の3月16日まで、お休みを頂くのです。

12月から3月15日までは「きらめく星空ウォッチング」が開催されます。
冬の軽井沢は空気が澄んで、また晴天率も高いので、
星空観察にはもってこいの季節だからです。
暖かな寝袋にくるまって寝転がりますので、寒い軽井沢の冬でも大丈夫ですよ。

・・・ムササビも、寝袋にくるまって観察すれば良いのかもしれません。

さて、来年のムササビウォッチングに向けての準備が、もう始まっています。
先日、プロモーション用に動画がほしいと、試しに撮影をしてみました。
動画撮影はシロウトですから、なんとも見づらい映像になったのですが、
どうにか「それなりに」撮れると自信を付けたところです。
上手くいけば来年の春には、ピッキオのホームページに載せられるかもしれません。

ムササビが出巣後,そのまま追跡観察も試みました。
月明かりの森の中をムササビを追って歩き回ったのですが、
その際に滑空の撮影にもチャレンジ。
なんとか写りましたよ。

ムササビ滑空111205

平面形がよく判る角度で写りました。
細い胴体から、凧の骨組みのように伸びる手足。手指の位置や、皮膜の範囲。
しっぽが短く見えるのは、後肢と尾をつなぐ皮膜の範囲が大きいからです。

闇夜での撮影なので、フラッシュの光だけで露光されているのですが、
滑空するムササビは、わずかにブレて写りました。
「ふわっ」とゆっくり滑空しているように見えるのですが、
実は結構スピードが出ているのですね。

大塚

新しい巣材の寝心地は?

先日、ムササビの巣箱の中にある
巣材の清掃作業をいたしました。

巣材として、軽井沢野鳥の森周辺のムササビは、
つる性の植物・ヤマブドウの樹皮や、
黄金色に紅葉する針葉樹・カラマツの樹皮や枝を利用することがほとんどです。
ただ、今回は清掃した巣箱に、誰かがアカマツを運び込んできました。しかも葉付き。

DSC00483.jpg

新鮮な葉だけに、葉先がかなり尖っていそうです。



そして、今朝も日課であるムササビの巣箱チェックのために、森を回ってきました。

夜行性であるムササビは、
通常日中、丸くなって、すやすやと寝ています。

DSC00498.jpg

こんなふうに。


ただ、アカマツ巣材入り巣箱で寝ているムササビだけは、
しきりにゴソゴソと体勢を変えています。
1秒ごとの写真をどうぞ。

DSC00486.jpg
DSC00489.jpg
DSC00492.jpg
DSC00494.jpg
DSC00495.jpg

「なんか寝心地悪いなー」

まだ新鮮なアカマツですので、葉の先にちくちくしているのでしょうか?
それにしても動いているムササビを見るのは楽しいですね。

夕暮れ時に彼らを出会いにいく「空飛ぶムササビウォッチング」は、
今年度は11月末まで。
この時期、時間が16:00〜17:30と、夕食時間とかぶりません。
是非会いに来てくださいね!

ちなみに、ピッキオのHPの一番下にあるバナー「森の巣箱をのぞいてみよう」をクリックすると、
ムササビの巣箱の生中継をご覧いただけますよ。
今日、11月11日はこの巣箱に帰っていますので、是非ご覧ください!

井上 基





プロフィール

ピッキオ

Author:ピッキオ
軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。

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