カモシカとにらめっこ

昨日ですが、軽井沢野鳥の森でカモシカに出会いました。

どんぐり池に登る遊歩道の北側斜面。
遊歩道からは50m程離れた斜面の上から、
じっとこちらを見ていました。

カモシカ170113
ニホンカモシカ

距離が離れているので、どうしても間に枝がゴチャゴチャと入ってしまいます。
「追跡したら遊歩道に近付いたり横断したりして、撮影チャンスがあるかもしれない」
そう思って様子を見ていると、あちらもじっとこちらの様子を見て動きません。

でもまぁ、大抵のカモシカは、しばらくすると動き始めます。
と、私もじっと待つのですが、どうにも動きません。
よっぽど警戒しているのでしょうか?

そこでギリギリ姿が確認できる距離まで離れて待ってみました。
でもやっぱり、カモシカは動いてくれません。
時々、こちらに目を向けながら、立ったまま反すうしています。

結局、1時間以上観察しましたが、
その間に動いたのは、わずかに3m程でした。

さすがに私の方がもう時間がなかったので、残念ながら退散。
久しぶりに会ったカモシカでしたが、
良い写真は撮れませんでした。

大塚
スポンサーサイト

動物の痕跡いろいろ

昨日はまた、軽井沢野鳥の森の遊歩道を、ゴミ拾いしながら歩きました。

先週に降った雪は、その後の雨や暖かい日があったせいで、
ほとんど溶けてしまいました。
今は普通の靴で歩く事が可能です。

そうはいっても明日から12月。
またいつ雪が積もってもおかしくないですので、
散策をご予定の方は、足元の装備もしっかりしてお出掛け下さい。

森はすっかり葉が落ちたので、ずいぶん見通しが良くなりました。
クリの木にできた熊棚も丸見え・・・。

クリ熊だな161129

ちなみにこの熊棚は、アカゲラ休憩所前の草地の縁、
遊歩道から見て丁度反対側に見られます。

他にも今年は、キビタキ休憩所から見えるミズナラや、
あっちこっちのウワミズザクラにできた熊棚を見る事ができますよ。

雪が溶け残っている場所では、わずかに動物の足跡も残されています。
もう溶けすぎて種類の判別が難し物が多いですが、
ミソサザイの沢に降りる階段で、タヌキと判る足跡を発見!

タヌキ足跡161129

雪の斜面を慎重に降りていったようです。
アニマルトラッキングの季節がやってきましたね。

大塚

美味しそうな顔

昨日は午後から雨模様で、寒くなりましたが、
今日は一転、晴れて暖かくなりました。

ピッキオビジターセンターの周辺のモミジも、
かなり赤く色付きましたよ。

モミジ161026

モミジの写真を撮っていると、足元に何やら気配が・・・。
よく見ると、1匹のカナヘビが上を向いて舌なめずりしていました。

カナヘビ161026
ニホンカナヘビ

喉元に、滴が下がっています。
どうやら、落ち葉にたまった雨水を飲んでいたようです。

美味しそうな顔をするものですね。

大塚

クマだなぁ

今日は朝から雨模様。
夕方になって、ようやく晴れ間が広がりました。

午前中、まだ雨が降る中、軽井沢野鳥の森を歩いていると、
ウワミズザクラの木に「熊棚」を見つけましたよ。

ウワミズ熊だな160819
ウワミズザクラの熊棚

樹冠の枝がボキボキと折られて積み重なっていて、ボサボサのかたまりになっています。
これはツキノワグマが木の上まで登って枝を折り、
枝に付いている実を食べた痕なのです。

幹を観察すると、登ったツキノワグマの爪跡が残っていましたよ。

ウワミズ爪跡160819
ツキノワグマの爪跡

さらに近くの地面には、
雨で表面が流されていましたが、
明らかにクマの物と思われる糞が落ちていました。

ウワミズ入りクマ糞160819
クマの糞

中にはたくさんの、ウワミズザクラの種子が含まれています。
と言うか、ほとんどこの木の種子ばかりです。
よっぽどウワミズザクラの実ばかり食べているのでしょうね。

ちなみにウワミズザクラの実はこんな姿。

ウワミズザクラ実160819

丁度、今が食べ頃なのでしょうね。

ピッキオのクマチームから聞いた話では、
最近、発信器付きのツキノワグマが、夜間に野鳥の森に来ていたそうです。
早朝にベアドッグで、さらに奥の国有林へと追い払ったそうですが、
恐らくウワミズザクラの実を食べていたのだろうと言う事です。
もしかしたらこの痕跡は、そのツキノワグマのものかもしれませんね。

さらにこんな痕跡も・・・。

クマ蟻食痕160819

斜面にあった倒木が、遊歩道脇まで転がり落ちていて、
芯まで穴が開けられています。
最初に気付いた日には、周囲にムネアカオオアリがたくさん歩き回っていました。
どうやら、ムネアカオオアリの巣をあばいて、アリを食べたようです。

どうやら今のツキノワグマは、ウワミズザクラの実を捜して森を歩き回りながら、
アリの巣を見つけるとほじくっているようです。

今のところ、日中の目撃は報告されていないですし、
発信器付き個体も夜間に来ていたそうですが、
やはり、早朝や夕暮れ時などは、必ず鈴を鳴らしながら散策してくださいね。

大塚

それ去年の?

今朝、オフィスに車を停めると、
すぐ近くから「ジョリジョリ・・・」という音が聞こえて来ました。

久しぶりに聞きましたが、
間違いなくリスがクルミの殻をかじっている音です。

音をたよりにそっと姿を捜すと、
すぐ近くでニホンリスがオニグルミの種子を割ろうとしていました。

ニホンリス160620
割り終えたオニグルミを食べるニホンリス

枝が邪魔ですね・・・。
正面に回り込んで撮ったら枝がかぶらないだろうと思ったのですが、
建物のすぐそばなので、そのためにはリスのほぼ真下を通らなければなりません。
思った通り、回り込む途中で、リスは逃げてしまいました。

さて、このリスが食べているオニグルミ。
実が熟すのは8月下旬からですので、今年のではありません。
恐らく昨年のものでしょう。

リスはクルミの種子を地面に埋めて「貯食」し、
冬の間の食料にすると言われています。
でも実は、冬を過ぎた春や夏にも、よくクルミを食べているのです。
冬だけでは食べきれない程たくさんのクルミを、リスは貯食しているのでしょうね。

・・・ちょっと待てよ。

冬の間、食べられずに残ったクルミは、
春になったら発芽するのではないでしょうか?
それによってオニグルミは、リスに種子を運んでもらっているはずです。

では今食べられているクルミは、発芽しなかった、死んだクルミなのでしょうか?
でも食べてるんだから、腐ってる訳ではないですよね・・・。

翌春にはまだ芽を出さないクルミがあるのか?
それともリスはクルミに芽を出させずに長持ちさせる、特別な貯蔵法を知っているのか?
よくよく考えると不思議な光景です。

大塚
プロフィール

ピッキオ

Author:ピッキオ
軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
©ピッキオ 禁無断転載

カレンダー
01 | 2017/02 | 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 - - - -
最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
リンク
検索フォーム
QRコード
QRコード