今日の花とか実とか

今朝の軽井沢は冷え込みました。
幸い霜は降りませんでしたが、そろそろ花の季節は終わりを迎えます。
そんな軽井沢野鳥の森を、また開花植物を記録しながら巡回しましたよ。

本日、開花が確認された植物は以下の通りです。

草の花:アキノキリンソウ、ヤマトリカブト、チヂミザサ、ダイコンソウ、トネアザミ、アカツメクサ、メマツヨイグサ、ハナタデ、ナギナタコウジュ、アメリカセンダングサ、セキヤノアキチョウジ、ユウガギク、コウゾリナ、シラネセンキュウ、ヒメジョオン、ヤクシソウ、キバナアキギリ、ヨモギ、ハキダメギク、ウスゲタマブキ、ツリフネソウ、シロヨメナ、シラネアザミ、ミヤマタニソバ、シラヤマギク、ノコンギク、コシオガマ、ゴマナ、オミナエシ、ヒヨドリバナ、ヤマウド、キツネノボタン、サラシナショウマ、ノブキ、ハンゴンソウ、キオン、フシグロセンノウ、オトコエシ、ミゾソバ、セイタカトウヒレン、ナンテンハギ(見つけた順)

木の花:なし

木の花はもう終わり。
草の花は種類数こそ多いですが、
わずかに咲き残っていると言った感じの花が増えてきました。
今回、新たに咲いていたのは、アキノキリンソウ、ヤクシソウ、シラネアザミ、セイタカトウヒレン、ウスゲタマブキ、アメリカセンダングサといったキク科の植物と、コシオガマ、ヤマトリカブトです。
どれも秋本番になってから咲き始める花々です。

そして早くも紅葉が始まりました。
ツタウルシが所々で色付き始め、美しい葉を落としています。

ツタウルシ落葉170930
ツタウルシ

ツタウルシはとてもかぶれやすい植物で、私もよく夏に草刈りをしていてかぶれます。
落ち葉でかぶれた事はありませんが、念のため、触らないようにしてくださいね。

果物の良い香りがしたら、足元を捜してみましょう。
こんな緑色の丸い果実がゴロゴロしているかもしれません。

アオナシ落果170930

これはアオナシの実です。
緑色の実が落ちてきて、しばらくすると良い香りがするようになります。

恐らく、夜間に地面を歩き回って嗅覚で食べ物を捜し、果物を食べる哺乳類。
タヌキとかテンとかクマとか、
そんな動物が食べて種子を散布するのだと予想しているのですが、
実際に食べている姿を見たことはありません。

そもそも食べるとえぐみがあって、美味しくありませんし、
たくさんの実が、食べられる事無く朽ち果てていきます。
いったい本当の種子散布者は誰なのでしょうか?

有毒で有名な(?)マムシグサの実も、色付いてきました。

マムシグサ170930
マムシグサ

熟した実は鳥によって種子散布されるので、
恐らく熟すとともに毒が無くなるのだと思います。
でも味見をして確かめた事はありませんし、その予定もありません。

みなさんも無理はしませんように・・・。

大塚
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遊歩道の補修工事が入ります

前回の野鳥の森巡回から1週間しか経っていないのですが、
昨日再び、鳥獣保護区管理員の業務で野鳥の森を巡回しました。

一昨日までの落枝対策の作業結果も確認しながら、
例によって開花植物を記録しましたよ。

昨日、開花が確認された植物は以下の通りです。

草の花:ミズヒキ、キバナアキギリ、チヂミザサ、ノブキ、ハナタデ、ユウガギク、ダイコンソウ、ツユクサ、ツリフネソウ、キツリフネ、ヤブマメ、ナンテンハギ、ヒメジョオン、クルマバナ、アカツメクサ、クサコアカソ、ハキダメギク、シロツメクサ、シラネセンキュウ、コバギボウシ、イタドリ、ゲンノショウコ、セキヤノアキチョウジ、ヤマジノホトトギス、ヤマハッカ、コウゾリナ、トネアザミ、キオン、イヌタデ、ミゾソバ、キンミズヒキ、シロヨメナ、サラシナショウマ、シシウド、ヤマゼリ、ミヤマタニソバ、ガンクビソウ、オトコエシ、ノコンギク、ヤマウド、ヤマニガナ、フシグロセンノウ、ハンゴンソウ、タニソバ、イヌトウバナ、ヒヨドリバナ、キツネノボタン、ススキ、メマツヨイグサ、ヨモギ、クサボタン、ミズタマソウ、オミナエシ、マツムシソウ、ゴマナ、シラヤマギク、ホソバガンクビソウ(見つけた順)

木の花:ヤマハギ

アカゲラ休憩所の前に広がる草地では、ツリフネソウが花盛りです。

ツリフネソウ170907
ツリフネソウ

ここにはキツリフネも混ざって咲いています。
トラマルハナバチが、次々とそれらの花に訪れていました。

試験管ブラシのようなサラシナショウマの白い花も目立つようになりました。

サラシナショウマ170907
サラシナショウマ

他に白い花ではヤマウドやシシウドがそろそろ終わり。
シラネセンキュウが咲き始めています。
黄色いキオンやハンゴンソウも目立ちます。

いっぽうで、ウバユリやマムシグサの実が、大きくなってきました。

マムシグサ実170907
マムシグサ

今年はこの子を定点撮影しようかな?

ところで、野鳥の森では9月前半の間、遊歩道の補修工事が予定されています。
内容は主に階段と、雨水を浸透させる溝の補修です。
昨日の段階ではまだ工事が始まっていませんでしたが、
小瀬林道からキビタキ休憩所に登る遊歩道の入口付近では、
工事で使用すると思われる土砂が運び込まれて、
階段脇の坂道がふさがれていました。

散策の際には工事の現場係員の誘導に従って、
安全にご通行いただきますようお願い致します。

大塚

もう秋雨?

長雨が終わって天気の良い日が続いていたと思ったら、
もう天気図には秋雨前線が現れ、
昨日の夕方からは雨が降り始めました。

雨が降る前にと、昨日のうちに野鳥の森を巡回しました。
遊歩道のゴミを拾いながら、いつものように開花植物を記録しましたよ。

昨日、咲いていたのが確認された植物は以下の通りです。

草の花:ノブキ、ミズヒキ、キツリフネ、イヌトウバナ、ハナタデ、フシグロセンノウ、キンミズヒキ、ホソバガンクビソウ、シロヨメナ、キオン、ツリフネソウ、ユウガギク、ダイコンソウ、オトコエシ、ススキ、チヂミザサ、ヤマニガナ、サラシナショウマ、ヤマウド、イタドリ、キツネノボタン、シデシャジン、ヒヨドリバナ、ヤマゼリ、ハンゴンソウ、クサコアカソ、ヒメジョオン、ゲンノショウコ、クルマバナ、シシウド、メマツヨイグサ、コバギボウシ、クサボタン、シラヤマギク、ガンクビソウ、ソバナ、ミツバフウロ、イヌタデ、セキヤノアキチョウジ、ミゾソバ、ムカゴイラクサ、キバナアキギリ、ツユクサ、ヤマジノホトトギス、オミナエシ、ミズタマソウ、シラネセンキュウ、アカツメクサ、オオバコ、ハキダメギク、ナンテンハギ、カタバミ、ハエドクソウ、ミヤマタニソバ、ヤマハッカ(見つけた順)

木の花:ヤマハギ、タラノキ

クサコアカソ170830
クサコアカソ

よく「シソですか?」と聞かれるクサコアカソ。
日当りの良い場所では、名前の通り茎や葉柄が赤くなります。
花びらを持たない風媒花ですが、なかなかに美しい。

ヤマジノホトトギス170830
ヤマジノホトトギス

おしべとめしべがまるで噴水のように上に向かって伸びている、
不思議な形をしています。
花びらの下に蜜腺があり、おそらくマルハナバチ類がそこに頭を突っ込むと、
ハチのおしりにしべが触れるのだと思いますが、
なかなか虫が訪れる瞬間を見る機会がありません。

フシグロセンノウ170830
フシグロセンノウ

アゲハチョウが長い口吻を差し込んで蜜を吸うフシグロセンノウ。
しかし今年は天気の悪い日が続いて、
そんな姿を見る機会がありませんでした。
天候不順は、草花たちの種子生産にも影響を与えるのではないでしょうか?

ユウガギク170830
ユウガギク

そうしてもう、野菊の季節となりました。
天気が悪くても、季節はどんどん進んでしまいます。

大塚

夏の花が咲き始めています

今日も軽井沢はどんよりとした曇り空でしたが、
いつものように、軽井沢野鳥の森の遊歩道を巡回しましたよ。

本日、開花が確認された植物は以下の通りです。

草の花:ダイコンソウ、キツネノボタン、クサコアカソ、ミツバ、エゾハタザオ、キツリフネ、イヌトウバナ、クサアジサイ、ハエドクソウ、ヌスビトハギ、ヒメジョオン、オトコエシ、オカトラノオ、タケニグサ、チダケサシ、クルマバナ、ウバユリ、キンミズヒキ、キオン、ヤマニガナ、ミツモトソウ、ゲンノショウコ、アカネ、ヤマウド、シシウド、シロツメクサ、フシグロセンノウ、クサボタン、メマツヨイグサ、オミナエシ、ユウガギク、ネジバナ、バライチゴ、ミヤマヤブタバコ、クガイソウ、ミズヒキ、ミヤマタニソバ、ソバナ、ヤブレガサ、ノブキ、シデシャジン、ムラサキツメクサ、イタチササゲ、ヒヨドリバナ、ツユクサ、ヤマジノホトトギス(見つけた順)

木の花:ヤマハギ、ノリウツギ、ボタンヅル(見つけた順)

花の種類が一気に増えてきました。
中にはヤマハギのように、秋を思わせるような花も咲き始めています。
いくつか写真を撮ってきましたよ。

チダケサシ170803
チダケサシ

草地で薄いピンク色の花を咲かせています。
群れて咲いているとなかなかに綺麗です。

イタチササゲ170803
イタチササゲ

ビジターセンターの裏手で、1本だけ咲いていました。
薄い黄色の花が、次第にイタチの毛皮のような黄褐色に変わります。
2色の花が咲いているように見えますね。

ヌスビトハギ花170803
ヌスビトハギ

薄暗い森をバックにピンク色の花が目を惹くのですが、
花が小さいので、全体の写真を撮ると花が目立たなくなってしまいます。
という訳で花をアップで。

キノコも出ていましたよ。

ドクツルタケ170803

夏の定番(?)ドクツルタケです。
猛毒のキノコですが、虫は普通に食べています。

また、ミズナラのどんぐりが、帽子を残して食べられていました。

ムサ食痕ミズナラ170803

ムササビがどんぐりを食べた食痕です。
まだ帽子から少しどんぐりが顔を出す程度の、小さなどんぐりなのですが、
たくさんの食痕が落ちていました。

大塚

地味なラン

長野県にも梅雨明け宣言が出たようです。
今年の梅雨は雨の降る日が少なかった気がしますが、
降る時には大雨になっていましたから、
降水量は特別少ないという訳ではなかったようです。

先日18日も、梅雨とは思えない強い日射しでしたが、
いつものように、開花植物を記録しながら遊歩道を巡回しました。

18日に開花を確認した植物は以下の通りです。

草の花:ダイコンソウ、キツネノボタン、ミツバ、ウマノミツバ、キツリフネ、ミヤマタニソバ、オオバコ、ハエドクソウ、クサアジサイ、ヤマブキショウマ、イヌトウバナ、アカショウマ、ミツモトソウ、ヤマホタルブクロ、ヒメジョオン、チダケサシ、オミナエシ、カラマツソウ、エゾスズラン(見つけた順)

木の花:ヤマアジサイ、ノリウツギ、シモツケ、ムラサキシキブ、マタタビ(見つけた順)

これから夏の花が増えるのですが、ちょっとタイミングが早かったですね。
今はヤマアジサイが盛りです。

ヤマアジサイ170718
ヤマアジサイ

野鳥の森近辺では白い花の株ばかりが見られます。
別荘地では時折、青い花の株も見るのですが、おそらく植えられたものでしょう。

また、ニワトコの赤い実が目を惹きます。

ニワトコ実170718
ニワトコ

今年は実りが良いようで、あちこちで赤い実を目にします。

ホオノキの下では、大きな葉が落ちていました。

ホオノキ葉ムサ食痕170718
朴葉

先端と葉柄が齧られています。
ムササビが葉を枝から喰いちぎり、先端だけ食べて落とした食痕です。
どうしてこんな食べ方をするんでしょうね?

大きな釣り鐘型の花も咲いていました。

ヤマホタルブクロ170718
ヤマホタルブクロ

山地に多いヤマホタルブクロです。
ホタルブクロとは萼の形状で見分けるのですが、
野鳥の森近辺ではヤマホタルブクロばかりです。

暗い森の中で、地味なランも見つけました。

エゾスズラン170718

写真を撮って戻ってから図鑑を調べると、
どうやらエゾスズランという種類のようです。
下向きに小さな花をつけていましたが、
形はしっかりランの花でした。

エゾスズラン花170718
エゾスズランの花

野鳥の森では、ササバギンランやクモキリソウが、比較的よく目にするランの仲間です。
他にも時々、地味なランを目にするのですが、
地味な上に花期が短く、数が少ないからでしょう。
再び出会うことはなかなかありません。
ランとの出会いは、多くが一期一会なのです。

大塚
プロフィール

ピッキオ

Author:ピッキオ
軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
©ピッキオ 禁無断転載

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