今日の開花植物とかいろいろ

梅雨に入っても、良い天気が続いています。
予報では明日から雨模様。
天気が悪くなる前にと、鳥獣保護区管理員の業務で
野鳥の森の遊歩道を巡回しました。

今回も、開花植物を記録しながら歩きましたよ。

草の花:ヒメヘビイチゴ、ミゾホオズキ、エゾノタチツボスミレ、ハルジオン、ムラサキツメクサ、クルマムグラ、フタリシズカ、ムラサキケマン、カルイザワテンナンショウ、マムシグサ、サワギク、ニガナ、タニギキョウ、クワガタソウ

梅雨は花が少ない時期で、あまり目立つ花はありません。
その中でもよく目に付くのは、小さな黄色いヒメヘビイチゴです。

ヒメヘビイチゴ170620
ヒメヘビイチゴ

ヘビイチゴをそのまま小さくしたような花ですが、
ヒメヘビイチゴの実は赤くなりません。

木の花:コゴメウツギ、エゴノキ、ノイバラ、ガマズミ、マユミ、ニシキウツギ、ミズキ、クマイチゴ、フジ、ヤブデマリ

木の花は高い場所で咲いているものが多いので、気をつけないと見落としてしまいます。
地面に落ちている花を見つけて、咲いていることに気付く事もしばしば。
目に付きやすいのは、やはり低い位置に咲いているコゴメウツギくらいです。

コゴメウツギ170620
コゴメウツギ

さて、今の季節、地面を見ながら歩いていると、
葉っぱの巻き物がよく落ちています。

オトシブミゆりかご170620
オトシブミのゆりかご

オトシブミのゆりかごです。
中に卵がひとつ産みつけられていて、
孵った幼虫はこの包みの中を食べて成長し、
成虫になると包みに穴を開けて出てくるのです。

1センチに満たない小さな虫が、葉を折り畳んで巻いていくのですが、
まだ柔らかい葉が好みのようで、新緑が伸び切った初夏に多く見られます。

今日は遊歩道の真ん中に、こんな物も落ちていました。

シュレーゲルアオガエル170620
シュレーゲルアオガエル

はじめ木の葉が落ちていると思って気にも留めなかったのですが、
またごうとした瞬間にカエルだと気付きました。
樹上生活者のはずですが、なんで地面にうずくまっているのでしょうね。

ミソサザイの沢では「カッカッ・ヒーリーリー」というオオルリの声が…。
どうやら警戒声のようです。
近くに巣があるのでしょうか?

声がする方向を見ると思った通り、
虫(ジョウカイボンの仲間)を口にくわえたオオルリのメスが止まっていました。

オオルリ♀170620
オオルリ♀

以前撮影したオオルリのメスも、ジョウカイボンの仲間をヒナに運んでいました
(→2010年6月10日の記事)。
オオルリはジョウカイボンが好きなのでしょうか?

大塚
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2年ぶりの再会

今日は軽井沢野鳥の森の遊歩道を巡回しました。
いつもの鳥獣保護区管理員の業務です。

今回は遊歩道に伸びてきた枝を落としながらのゴミ拾い。
そして開花植物を記録しながら歩きました。

今日、咲いているのを確認した植物は以下の通りです。

草の花:ヒメヘビイチゴ、ヘビイチゴ、マムシグサ、エゾノタチツボスミレ、ハルジオン、カキドオシ、ヤマハタザオ、ムラサキツメクサ、クサノオウ、フタリシズカ、クルマムグラ、ムグラ類.sp、カルイザワテンナンショウ、ムラサキケマン、オニタビラコ、ミツバツチグリ、セイヨウタンポポ、ルイヨウボタン、ホソバノアマナ、クワガタソウ、ウワバミソウ

木の花:ミズキ、フジ、ツリバナ、マユミ、ハナヒョウタンボク、ミツバウツギ、コゴメウツギ、クマイチゴ、オニグルミ

野鳥の森の看板の裏手、小瀬林道脇にある木の1本が、
花を付けているのを始めて見たのですが、
なんと環境省レッドデータブックで絶滅危惧Ⅱ類に指定されている
ハナヒョウタンボクでした。

実はハナヒョウタンボクは、星のや軽井沢の敷地内にある2本と、
千ヶ滝温泉にある群落が、長野県の天然記念物に指定されています。
ですから付近に生えていておかしくないのですが、
いつも歩いている場所にもあったとは驚きでした。

花の位置が高くて、まともな写真が撮影できなかったのが残念です。

草花ではマムシグサの仲間が盛りです(地味ですが・・・)。
他も地味な花が多いですが、群れ咲いているこんなのを撮ってきました。

クルマムグラ群落170609
クルマムグラ

1本を大きく撮ってみました。

クルマムグラ170609

ムグラの仲間は見分けが難しく、
他に少なくとも1種類が咲いていますが、正確な種類が判りません。

また、昨年は姿を見つけることができず、
絶えてしまったと思っていた植物に再会しました。

エゾノタチツボスミレ170609
エゾノタチツボスミレ

すーっと伸びた茎の先端に花を付ける、ノッポなスミレです。
他のスミレが終わった頃に、ひっそりと白い花を咲かせます。
たった1本なので今後も心配ですが、ひとまずほっとしました。

大塚

春から初夏へ

今日はまた、環境省から委託されている鳥獣保護区管理員の業務で、
軽井沢野鳥の森の遊歩道の巡回とゴミ拾いを行ないました。

今年も4月後半から、
歩きながら開花植物を記録しているのですが、
記事にはしていませんでしたね。

今日、咲いているのが確認された植物は以下の通りです。

草の花:カキドオシ、コンロンソウ、マムシグサ、セイヨウタンポポ、ハルジオン、ヘビイチゴ、ユキザサ、ルイヨウボタン、ヒトリシズカ、ムラサキケマン、クワガタソウ、ルリソウ、サクラソウ、シロバナエンレイソウ、タチツボスミレ、ヤマハタザオ、ホソバノアマナ、ミツバツチグリ、クリンユキフデ、マイヅルソウ、サクラスミレ、ワサビ、タチカメバソウ、ハシリドコロ、セントウソウ、タニギキョウ(見つけた順)

木の花:ミツバウツギ、ツリバナ、オニグルミ、コクサギ、ヤマグワ、フジ、ニワトコ、ウワミズザクラ、ミヤマザクラ、クサボケ、クマイチゴ、トウゴクミツバツツジ、ヤマツツジ、ズミ、チョウセンゴミシ、ハナイカダ、チドリノキ、アオナシ(見つけた順)

スミレ類やヒトリシズカ、アオナシはほぼ終わり。
今はホソバノアマナやヤマツツジ、チョウセンゴミシが盛り。
コンロンソウやマムシグサ、クワガタソウ、フジなどが咲き始めたところです。
丁度、春から初夏へと移り変わる季節ですね。

今日は曇り空だったので、花の写真を撮影するにはいい天気です。
いくつか撮ってきましたよ。

サクラソウ170524
サクラソウ

昨年、盗掘されたので、ずいぶん株が少なくなりました。
早く咲いた株はもう花が終わり、今は遅くに咲いた株が盛りを迎えています。

サクラソウは「異形花柱花性」といって、
めしべとおしべの長さが違う2タイプの花があるのですが、
めしべの先端が穴からのぞいているこの株は、めしべが長い「長花柱花」ですね。
花弁に白く傷が付いているのは、恐らくトラマルハナバチが訪花した時に、
脚でしがみついてできた傷です。
2つの異なるタイプの間でのみ授粉が起きるのですが、
その運搬役がトラマルハナバチの女王蜂。
さて、上手く授粉できたでしょうか?

ルリソウ170524
ルリソウ

サクラソウと並ぶ、軽井沢の春を代表する花です。
と言っても、どこにでもあるわけではないようで、
星野エリア周辺の別荘地ではよく見かけますが、
町内でも自宅周辺では見当たりません。

ミヤマザクラ170524
ミヤマザクラ

遅くに咲く桜で、すっかり葉が開いてから開花します。
このさくらんぼはツキノワグマのメニューのひとつで、
ミヤマザクラの木に熊棚ができることもあります。

あまり関係無いですが、軽井沢からほど近い佐久市には、
その名も「深山桜」という日本酒があって、町内のスーパーなどでも目にします。
佐久地方は意外と蔵元が多いんですよ・・・。

大塚

どんぐり池の落葉

最近の軽井沢は、厳冬期に比べれば暖かくなってきました。
それを実感するのは、朝、どんぐり池の水面が凍結していない時です。

あと2週間もすれば、ヤマアカガエルの産卵が始まります。
そう思ってどんぐり池の水底を覗けば、
落葉の隙間から顔を出している、ヤマアカガエルの姿を見つける事もありますよ。

さて、最近どんぐり池を覗いて気になるのは、
沈んでいる落葉の様子です。

水底の葉フジ
フジ

水底の葉モミジ
モミジ

水底の葉ホオノキ
ホオノキ

どれも葉脈を残して、まるでレース編みのようになっています。
先日は落葉に小さなカゲロウの幼虫が貼り付いているのを見つけました。
どうやら水面下で活動するカゲロウやトビケラの幼虫が、
落葉をモリモリと食べているようです。

寒い冬の間、冷たい水の中でも、活動している昆虫がいるのですね。

大塚

見られている

県外に遊びに行っていて、浅間山の初冠雪を見逃した大塚です。
昨夜はまた軽井沢に雨が降り、浅間山の山頂を少し白くしました。

浅間山161103
今朝の浅間山

今日も軽井沢野鳥の森の遊歩道を、ゴミ拾いしながら歩きました。
最近書いてませんでしたが、環境省から任命されている、
国設浅間鳥獣保護区管理員(野鳥の森限定)としての業務です。

紅葉もずいぶん進み、風が吹くと落葉が舞う季節になりました。
地面には木々の葉がずいぶんと降り積もり、
ザクザクと落葉を踏みしめて歩きながら、
目を皿のようにしてゴミを拾い歩きます。

小瀬林道や鶴溜入口あたりには空き缶も落ちていますが、
他にはほとんどゴミがなく、時々、飴の個包装などがある程度です。
皆様、綺麗にご利用頂いて、ありがとうございます。

さて、落葉ばかり見ていると、不意に視線を感じる事がありますよ・・・。

落葉1
「じ〜っ」

落葉2
「へへっ」

落葉3
「にゃん」

落葉4
「ぼ〜っ」

落葉5
「えへん!」

落葉6
「え〜ん」

落葉7
「あ〜〜〜」

落葉8
「ふぉ〜っ!」

落葉9
「わははは」

落葉10
「・・・」

どれも虫喰いの痕が並んでいるだけなのですが、
そう思って捜していると、次々と顔に見えてきます。
後半の5枚はすべてミズキの葉なのですが、いろんな顔がありますね。

どうでも良いですが、私のカメラには「顔認識AF」という機能があって、
画面内に人の顔があると勝手にピントを合わせるのですが、
さすがにこれらの顔には反応しませんでした。

大塚
プロフィール

ピッキオ

Author:ピッキオ
軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
©ピッキオ 禁無断転載

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