どんぐり池の落葉

最近の軽井沢は、厳冬期に比べれば暖かくなってきました。
それを実感するのは、朝、どんぐり池の水面が凍結していない時です。

あと2週間もすれば、ヤマアカガエルの産卵が始まります。
そう思ってどんぐり池の水底を覗けば、
落葉の隙間から顔を出している、ヤマアカガエルの姿を見つける事もありますよ。

さて、最近どんぐり池を覗いて気になるのは、
沈んでいる落葉の様子です。

水底の葉フジ
フジ

水底の葉モミジ
モミジ

水底の葉ホオノキ
ホオノキ

どれも葉脈を残して、まるでレース編みのようになっています。
先日は落葉に小さなカゲロウの幼虫が貼り付いているのを見つけました。
どうやら水面下で活動するカゲロウやトビケラの幼虫が、
落葉をモリモリと食べているようです。

寒い冬の間、冷たい水の中でも、活動している昆虫がいるのですね。

大塚
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見られている

県外に遊びに行っていて、浅間山の初冠雪を見逃した大塚です。
昨夜はまた軽井沢に雨が降り、浅間山の山頂を少し白くしました。

浅間山161103
今朝の浅間山

今日も軽井沢野鳥の森の遊歩道を、ゴミ拾いしながら歩きました。
最近書いてませんでしたが、環境省から任命されている、
国設浅間鳥獣保護区管理員(野鳥の森限定)としての業務です。

紅葉もずいぶん進み、風が吹くと落葉が舞う季節になりました。
地面には木々の葉がずいぶんと降り積もり、
ザクザクと落葉を踏みしめて歩きながら、
目を皿のようにしてゴミを拾い歩きます。

小瀬林道や鶴溜入口あたりには空き缶も落ちていますが、
他にはほとんどゴミがなく、時々、飴の個包装などがある程度です。
皆様、綺麗にご利用頂いて、ありがとうございます。

さて、落葉ばかり見ていると、不意に視線を感じる事がありますよ・・・。

落葉1
「じ〜っ」

落葉2
「へへっ」

落葉3
「にゃん」

落葉4
「ぼ〜っ」

落葉5
「えへん!」

落葉6
「え〜ん」

落葉7
「あ〜〜〜」

落葉8
「ふぉ〜っ!」

落葉9
「わははは」

落葉10
「・・・」

どれも虫喰いの痕が並んでいるだけなのですが、
そう思って捜していると、次々と顔に見えてきます。
後半の5枚はすべてミズキの葉なのですが、いろんな顔がありますね。

どうでも良いですが、私のカメラには「顔認識AF」という機能があって、
画面内に人の顔があると勝手にピントを合わせるのですが、
さすがにこれらの顔には反応しませんでした。

大塚

コブシの変身

一昨日の記事ではマムシグサを紹介しましたが、
他にも赤い実を撮影していました。
「軽井沢町の木」でもあるコブシです。

実は同じ実を、熟す前から定点で撮影していました。
では順番にアップしますので、ご覧下さい。

コブシ実161003
コブシの実(10月3日撮影)

まだ未熟なコブシの実です。
ボコボコとした形状が握りこぶしのようだ・・・
と言うのが、コブシの名前の由来だそうです。

握りこぶしに見えますか?

コブシ実161019
コブシの実(10月19日撮影)

さやに亀裂が入り、中から赤い実が顔を出しました。

コブシ実161028
コブシの実(10月28日撮影)

さやの部分が縮んで黒く変色し、赤い実がさらに外に出てきました。
赤と黒の、小鳥が大好きな配色です。

実が無くなった場所には、白い糸が見えます。
コブシの実はまるでへその緒のように、白い糸でさやと繋がっているのです。

コブシの実は、渡り途中のキビタキやツグミ類、
そして留鳥のヒヨドリやキツツキ類なども食べているようです。
これも野鳥によって種子が運ばれる木なのです。

大塚

赤い実を食べた?

「赤い鳥小鳥、なぜなぜ赤い、赤い実を食べた」(北原白秋作詞:赤い鳥小鳥 より)

今日の軽井沢は午前中は曇り空でしたが、
昼頃から雨が降り始めました。
今日も軽井沢野鳥の森の遊歩道を、ゴミを拾いながら歩きましたが、
ギリギリ雨が降り出す前に戻ってこれましたよ。

10月も末となり、開花している植物はほとんどありません。
わずかに咲き残っている・・・という感じです。

かろうじて開花していたのは、
アカツメクサにメマツヨイグサ、ヒメジョオンといった外来種三姉妹(?)の他、
シラネセンキュウ、ノコンギク、シロヨメナ、ヤマトリカブトの、計7種です。

それよりも目立つのは、真っ赤に色付いた実のほうです。
例えばこんな実。

マムシグサ161028
マムシグサ

有毒植物として有名(?)なマムシグサです。
実にシュウ酸カルシウムが含まれていて、
食べると口の中の粘膜が腫れ上がって大変なんだとか・・・。

もちろん、私は試しに食べてみた事はありません。

ところで、よく見ると実がいくつか無くなっています。

マムシグサ実161028

赤くて丸くて小さい実ですから、
小鳥などに丸呑みされ、
中の種子が排泄されることで種子散布される植物です。

でも毒は大丈夫なの?

このマムシグサ、実が無くなる時は大抵、上の方から少しずつ無くなります。
恐らく小鳥は、1回に一粒二粒と食べて、他にいってしまうのです。
何故でしょう?

一般的に言われているのは、見た目ばかりで美味しくない実は、
すぐに小鳥に飽きられて、飛び去られてしまう。
でもそのおかげで、種子は遠くに排泄される。
しかしあまりに美味しい実をつけると、小鳥は食べ尽すまでそこに留まり、
種子も近くで排泄されてしまうという説です。

マムシグサも恐らくそうなのでしょうが、
「不味い」と「有毒」の間には、かなり隔たりがあるような気がします・・・。

私は、マムシグサの実は熟すにしたがって、
徐々に毒が少なくなっていくのではないかと予想しています。
そして食べられるようになった頃に小鳥がやって来るのですが、
食べてみたものの結局不味いので、すぐに飛び去ってしまう。

そんなシナリオを想像しているのですが、
実に含まれる毒成分の濃度が、熟すとともにどう変化するのか、
実際に調べられた例はあるのでしょうかね?

大塚

紅葉の季節らしくなってきました

今年は遅れ気味の紅葉ですが、
ようやく星野エリアやピッキオビジターセンター周辺も、
それなりに色付いてきましたよ。

まずは今朝のトンボの湯横の芝生広場

芝生広場161022

モミジやツタウルシの赤、モミジやヤマハンノキの黄色が目立ってきました。

ピッキオビジターセンターは・・・?

新VC161022

ケラ池周辺のモミジが、色付き始めています。

ケラ池モミジ161022

こちらも、ケラ池脇のモミジ。
枝先へ徐々に赤くなるグラデーションが綺麗です。

モミジの中には、まだほとんど色付いていない木もあります。
まだしばらく、紅葉が楽しめそうですよ。

大塚
プロフィール

ピッキオ

Author:ピッキオ
軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
©ピッキオ 禁無断転載

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