うっすら白い?(野鳥調査情報2017年10月24日)

昨日の台風21号は、軽井沢野鳥の森にも爪痕を残していきました。

ミソサザイの沢では2本のカラマツが倒れ、遊歩道を塞いでいました。
小瀬林道でもカラマツが3本倒れましたが、
何とそのうちの1本は、ムササビ巣箱が掛かっていたカラマツでした。
台風通過は夜間でしたから、木が倒れた瞬間にはムササビは留守だったと思いますが、
実際、どうだったのでしょうか?

町内では倒木による停電が相次ぎ、
ピッキオのオフィス(ビジターセンターとは別にある)も、
いまだ電気が復旧していません。
ビジターセンターは電気が通じているので、
今日は閉店後のビジターセンターでブログを更新しています。

そんな状況ですが、毎月定例の鳥類センサス調査を実施しましたよ。
本日確認した野鳥は以下の通りです。

キジバト、アオサギ、コゲラ、アカゲラ、カケス、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ(声)、メジロ、ゴジュウカラ(声)、キバシリ(声)、クロツグミ、マミチャジナイ、ツグミ(声)、キビタキ、キセキレイ、アトリ、イカル(声)、ホオジロ、計21種

夏鳥のキビタキやクロツグミがまだ確認されました。
恐らく渡り途中の通過個体なのでしょう。

そして旅鳥のマミチャジナイ、冬鳥のアトリ、ツグミも今シーズン初確認です。
特にアトリは多く、数十羽の群れに3回、計160羽程をカウントしました。

・・・問題はそれらが別々の群れなのか、
それとも同じ群れを何度もカウントしているのか、
確かめるすべが無い事です・・・。

カウントした鳥の数は多かったですが、残念ながら撮影はできませんでした。
そこで、アカゲラ休憩所の前から浅間山を1枚。

浅間山171024
今日の浅間山(2017年10月24日)

うっすら白い?

そこで、超望遠レンズでもう1枚。

浅間山アップ171024

やっぱり白い!

山頂左側に見える外輪山「前掛山」の辺りが写っています。
「真っ白」ではないですが、窪地に雪が積もっている様子がはっきりと判ります。
かなり「うっすら」ですが、これは「初冠雪」として認められるのでしょうか?

台風の置き土産も、こんなものだけならいいのですけどね・・・。

大塚
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野鳥調査情報(2017年9月14日)

今朝は早朝は曇り空でしたが、次第に晴れ間が広がりました。
日中はけっこう暑くなり、まだミンミンゼミの声が聞こえましたよ。
朝のまだ涼しい時間帯、毎月恒例の鳥類調査を実施しました。

本日、確認した野鳥は以下の通りです。

キジバト(声)、コゲラ、ハシブトガラス(声)、コガラ(声)、ヤマガラ、ヒガラ(声)、シジュウカラ、ヒヨドリ(声)、ウグイス(声)、メジロ(声)、ゴジュウカラ(声)、キビタキ、オオルリ、キセキレイ(声)、ビンズイ、イカル(声)、ホオジロ、計17種

しばらく見なかったオオルリやキビタキの姿を確認しました。
どちらも小声でさえずっているので気付いたのですが、
繁殖期も終わっているのに、何故さえずっていたのでしょうか?

オオルリ170914
オオルリ

オオルリはさえずるオスを2回確認しましたが、
どちらも近くにメスがいました。
南への渡りを前に「来年もここに来てね!」とでも言っているのでしょうかね?

また、野鳥の森で久しぶりにビンズイを確認しました。

ビンズイ170914
ビンズイ

木がまばらな林で繁殖しているイメージがあって、
亜高山帯にいくとよく見かける野鳥です。
冬は低地に降りて過ごすので、渡りの途中に立ち寄ったのかもしれませんね。

大塚

野鳥調査情報(2017年8月16日)

8月に入ってから、軽井沢は雨ばかりです。
今朝も強めの雨が降っていて、予定より1時間以上遅れての
調査開始となりました。

本日、確認した野鳥は以下の通りです。

キジバト、コゲラ、アオゲラ(声)、カケス、ハシブトガラス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ(声)、シジュウカラ、ヒヨドリ(声)、エナガ(声)、メジロ、ゴジュウカラ(声)、キバシリ(声)、カワガラス、イカル(声)、ホオジロ(声)、計17種

霧雨が降り続いていましたが、森の中では傘は必要ありませんでした。
何カ所かでカラ類の混群に出会いましたが、梢を移動する姿がチラチラ見えるだけで、
何の種類が何羽いたのか、皆目見当も付きません。
でも40羽を超える大きな群れでしたよ。
他には家族と思われるカケスとハシブトガラスの群れが賑やかでした。

一方で夏鳥は見る事ができませんでした。
キビタキのヒナのような声がしていましたが、こちらも確認できず。
まだまだ、滞在しているはずなのですが・・・。

今日は雨も止まず、カメラも出さずじまいでした。
なので写真も無し。
早く夏らしい天気が戻ってきて欲しいですね。

大塚

野鳥調査情報(2017年7月11日)

軽井沢は梅雨らしくない暑い日が続いています。

今朝も朝から快晴。
しかしエゾハルゼミはもう、わずかな生き残りしか鳴いていません。

そのためでしょうか?
繁殖期もそろそろ終わりのはずですが、野鳥たちは良くさえずっていました。

本日確認した野鳥は以下の通りです。

カルガモ、キジバト(声)、アオバト(声)、コゲラ、アカゲラ、サンショウクイ(声)、カケス、ハシブトガラス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ヤブサメ(声)、エナガ(声)、センダイムシクイ(声)、メジロ、ゴジュウカラ(声)、ミソサザイ、クロツグミ、キビタキ、オオルリ(声)、ホオジロ(声)、ノジコ、計24種

キビタキ、オオルリ、クロツグミ、センダイムシクイといった夏鳥が
あちこちでさえずっていました。
一方でコルリはまったく気配も無し。
まだ滞在しているとは思うのですが・・・。

またカラ類は、メジロなどと共に、すでに混群を作りはじめています。

そしてあちこちで、正体不明の地鳴きが聞こえます。
今年生まれのヒナたちの声です。

キビタキ巣立雛170711

目の前に現れたまだら模様のヒナ。
「何だろう?」と思いながら写真を撮りました。

すると画面に親鳥が飛び込んできましたよ。

キビタキ給餌170711

2羽で並んだ様子も撮影できました。

キビタキ親子170711

やってきたのはキビタキのメス。
つまりこのヒナは、キビタキだったんですね。

調査が終わって遊歩道を降りて来ると、
今朝一番に出会ったキビタキのオスに、再会しました。

キビタキ♂170711
キビタキ♂

このキビタキ、今朝からずっと何かに警戒しながら
「ギィーッ」という聞いた事のない声を発していました。
低い場所に降りてきて、しきりに下を向いているので、
恐らく地面付近にいる何者かに警戒しているのでしょう。

「何かいるのだろうか?」と、しばらく見ていましたが、
相手は小さな生き物なのでしょうか?
結局、何に警戒しているのかは判りませんでした。

この騒ぎを聞きつけて、ヒガラやシジュウカラも降りてきましたが、
このキビタキ程には騒ぎ立てませんでした。
やはり対象を見つけられないのでしょう。

何処か穴の中にでも、アオダイショウあたりが隠れていたのでしょうか?

大塚

野鳥調査情報(2017年6月16日)

今日の軽井沢は、朝からよく晴れていて、
8時半頃から、早くもエゾハルゼミの合唱がはじまりました。

毎月定例の鳥類調査を実施しましたが、
そんな訳で、後半はセミの声にかき消されて鳥の声が拾えない・・・。
なかなかに苦戦を強いられた調査となりました。

とりあえず、本日確認した野鳥は以下の通りです。

カルガモ、キジバト(声)、ホトトギス(声)、フクロウ、コゲラ、サンショウクイ(声)、コガラ、ヤマガラ(声)、ヒガラ(声)、シジュウカラ(声)、ヒヨドリ(声)、ヤブサメ(声)、センダイムシクイ(声)、メジロ(声)、ゴジュウカラ、ミソサザイ(声)、クロツグミ(声)、コルリ、キビタキ、オオルリ、計20種

森に入ってすぐ、キビタキやカラ類の地鳴きが賑やかに聞こえるので見上げると、
大きな鳥が飛び去って遠くの枝に止まりました。
後姿でしたが、間違いなくフクロウです。
小鳥たちにモビングされていたんですね。

どんぐり池の手前では、コルリのメスが地面を歩いていました。

コルリ♀170616
コルリ♀

近くの茂みからは、「ジッ」「ジッ」という声がします。
どうにか姿を見つけると、巣立ちビナ。
コルリのメスも、時々「ジッ」と声を出し、一緒に移動していきます。
そして給餌の様子も観察できました。
コルリのヒナだったんですね。

実は先週まで、この辺りでコルリが巣に給餌している様子が、
よく観察されていました。
しかし気付いてから1週間ほどで給餌する姿を見なくなったので、
てっきり巣が天敵に襲われて、ヒナがいなくなったのだろうと思っていたのです。
実はしっかり巣立っていたんですね。

確認したヒナは1羽だけで、オスの姿は見当たりませんでした。
オスは他のヒナを連れて離れた場所にいたのかもしれません。

実は巣に給餌していた頃、
コルリの親鳥がどんな餌を運んでくるのか興味があって、
その様子を撮影していました。

あまりに巣が遊歩道に近かったので、ブログにアップするのがためらわれたのですが、
巣立ちも確認できたので、ご紹介しましょう。

コルリ・イモムシ
イモムシ

コルリ・カマドウマ
カマドウマ、ガの成虫、イモムシ、シャクトリムシ、ヨコバイの幼虫

コルリ・ムカデ
ムカデ、クモ、シャクトリムシ

コルリは地面を歩きながら餌を探すので、
ムカデやカマドウマなど、地面にいる虫も多く持って来るようです。
また、虫を捕まえながら歩いて巣の近くまで帰ってきて、
一度に何匹もの虫を運んで来ることが多いようでした。
シジュウカラの場合だと、1匹虫を捕まえる度に巣に運びますから、
種類が違うとずいぶん違うんだなぁという印象でした。

大塚
プロフィール

ピッキオ

Author:ピッキオ
軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
©ピッキオ 禁無断転載

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