野鳥調査情報(2017年8月16日)

8月に入ってから、軽井沢は雨ばかりです。
今朝も強めの雨が降っていて、予定より1時間以上遅れての
調査開始となりました。

本日、確認した野鳥は以下の通りです。

キジバト、コゲラ、アオゲラ(声)、カケス、ハシブトガラス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ(声)、シジュウカラ、ヒヨドリ(声)、エナガ(声)、メジロ、ゴジュウカラ(声)、キバシリ(声)、カワガラス、イカル(声)、ホオジロ(声)、計17種

霧雨が降り続いていましたが、森の中では傘は必要ありませんでした。
何カ所かでカラ類の混群に出会いましたが、梢を移動する姿がチラチラ見えるだけで、
何の種類が何羽いたのか、皆目見当も付きません。
でも40羽を超える大きな群れでしたよ。
他には家族と思われるカケスとハシブトガラスの群れが賑やかでした。

一方で夏鳥は見る事ができませんでした。
キビタキのヒナのような声がしていましたが、こちらも確認できず。
まだまだ、滞在しているはずなのですが・・・。

今日は雨も止まず、カメラも出さずじまいでした。
なので写真も無し。
早く夏らしい天気が戻ってきて欲しいですね。

大塚
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野鳥調査情報(2017年7月11日)

軽井沢は梅雨らしくない暑い日が続いています。

今朝も朝から快晴。
しかしエゾハルゼミはもう、わずかな生き残りしか鳴いていません。

そのためでしょうか?
繁殖期もそろそろ終わりのはずですが、野鳥たちは良くさえずっていました。

本日確認した野鳥は以下の通りです。

カルガモ、キジバト(声)、アオバト(声)、コゲラ、アカゲラ、サンショウクイ(声)、カケス、ハシブトガラス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ヤブサメ(声)、エナガ(声)、センダイムシクイ(声)、メジロ、ゴジュウカラ(声)、ミソサザイ、クロツグミ、キビタキ、オオルリ(声)、ホオジロ(声)、ノジコ、計24種

キビタキ、オオルリ、クロツグミ、センダイムシクイといった夏鳥が
あちこちでさえずっていました。
一方でコルリはまったく気配も無し。
まだ滞在しているとは思うのですが・・・。

またカラ類は、メジロなどと共に、すでに混群を作りはじめています。

そしてあちこちで、正体不明の地鳴きが聞こえます。
今年生まれのヒナたちの声です。

キビタキ巣立雛170711

目の前に現れたまだら模様のヒナ。
「何だろう?」と思いながら写真を撮りました。

すると画面に親鳥が飛び込んできましたよ。

キビタキ給餌170711

2羽で並んだ様子も撮影できました。

キビタキ親子170711

やってきたのはキビタキのメス。
つまりこのヒナは、キビタキだったんですね。

調査が終わって遊歩道を降りて来ると、
今朝一番に出会ったキビタキのオスに、再会しました。

キビタキ♂170711
キビタキ♂

このキビタキ、今朝からずっと何かに警戒しながら
「ギィーッ」という聞いた事のない声を発していました。
低い場所に降りてきて、しきりに下を向いているので、
恐らく地面付近にいる何者かに警戒しているのでしょう。

「何かいるのだろうか?」と、しばらく見ていましたが、
相手は小さな生き物なのでしょうか?
結局、何に警戒しているのかは判りませんでした。

この騒ぎを聞きつけて、ヒガラやシジュウカラも降りてきましたが、
このキビタキ程には騒ぎ立てませんでした。
やはり対象を見つけられないのでしょう。

何処か穴の中にでも、アオダイショウあたりが隠れていたのでしょうか?

大塚

野鳥調査情報(2017年6月16日)

今日の軽井沢は、朝からよく晴れていて、
8時半頃から、早くもエゾハルゼミの合唱がはじまりました。

毎月定例の鳥類調査を実施しましたが、
そんな訳で、後半はセミの声にかき消されて鳥の声が拾えない・・・。
なかなかに苦戦を強いられた調査となりました。

とりあえず、本日確認した野鳥は以下の通りです。

カルガモ、キジバト(声)、ホトトギス(声)、フクロウ、コゲラ、サンショウクイ(声)、コガラ、ヤマガラ(声)、ヒガラ(声)、シジュウカラ(声)、ヒヨドリ(声)、ヤブサメ(声)、センダイムシクイ(声)、メジロ(声)、ゴジュウカラ、ミソサザイ(声)、クロツグミ(声)、コルリ、キビタキ、オオルリ、計20種

森に入ってすぐ、キビタキやカラ類の地鳴きが賑やかに聞こえるので見上げると、
大きな鳥が飛び去って遠くの枝に止まりました。
後姿でしたが、間違いなくフクロウです。
小鳥たちにモビングされていたんですね。

どんぐり池の手前では、コルリのメスが地面を歩いていました。

コルリ♀170616
コルリ♀

近くの茂みからは、「ジッ」「ジッ」という声がします。
どうにか姿を見つけると、巣立ちビナ。
コルリのメスも、時々「ジッ」と声を出し、一緒に移動していきます。
そして給餌の様子も観察できました。
コルリのヒナだったんですね。

実は先週まで、この辺りでコルリが巣に給餌している様子が、
よく観察されていました。
しかし気付いてから1週間ほどで給餌する姿を見なくなったので、
てっきり巣が天敵に襲われて、ヒナがいなくなったのだろうと思っていたのです。
実はしっかり巣立っていたんですね。

確認したヒナは1羽だけで、オスの姿は見当たりませんでした。
オスは他のヒナを連れて離れた場所にいたのかもしれません。

実は巣に給餌していた頃、
コルリの親鳥がどんな餌を運んでくるのか興味があって、
その様子を撮影していました。

あまりに巣が遊歩道に近かったので、ブログにアップするのがためらわれたのですが、
巣立ちも確認できたので、ご紹介しましょう。

コルリ・イモムシ
イモムシ

コルリ・カマドウマ
カマドウマ、ガの成虫、イモムシ、シャクトリムシ、ヨコバイの幼虫

コルリ・ムカデ
ムカデ、クモ、シャクトリムシ

コルリは地面を歩きながら餌を探すので、
ムカデやカマドウマなど、地面にいる虫も多く持って来るようです。
また、虫を捕まえながら歩いて巣の近くまで帰ってきて、
一度に何匹もの虫を運んで来ることが多いようでした。
シジュウカラの場合だと、1匹虫を捕まえる度に巣に運びますから、
種類が違うとずいぶん違うんだなぁという印象でした。

大塚

軽井沢でジョウビタキの繁殖を確認しました!

数日前となりますが、6月3日に軽井沢町内の別荘地で、
冬鳥ジョウビタキの繁殖を確認しました。

ジョウビタキ母子170603
ジョウビタキの巣立ちビナ(右)と成鳥♀(左)

私、大塚は休日だったのですが、
所用で訪れた別荘地内で、別荘の敷地と道路を行き来する
巣立ちビナ3羽と親鳥2羽からなる家族群を発見。
ジョウビタキであることを確認し、慌てて家にカメラを取りに帰りました。

別荘地内の狭い道路という事もあって、大口径望遠レンズを振り回すにははばかられ、
望遠ズームでの手持ち撮影となりました。
木陰の多い別荘地なので暗く、高感度での撮影となって、画質としては残念な感じです。
でもオス親も出現し、間違いなくジョウビタキであると確信できました。

ジョウビタキ♂親170603
ジョウビタキ♂成鳥

ジョウビタキは冬鳥ですから、本来、日本では繁殖しないはずです。
しかし北海道や岡山県、そして近年では県内の八ヶ岳山麓などで
繁殖が確認されるようになり、繁殖地を広げているようです。
私たちが調べた限りでは、浅間山麓の軽井沢でははじめての記録のようです。

これらのジョウビタキが渡りをしなくなったのか、
それとも国内での近距離の移動をしているのかは判りません。
私は後者ではないかと予想していますが、
確認するには、標識調査を実施する必要がありますね。

ジョウビタキ巣立ちビナ170603
ジョウビタキの巣立ちビナ

この件を早速広報に連絡したところ、
県内の新聞各社に情報が送られ、県内版の記事となりました。
web版にも載りましたので、リンクを貼りますね。

朝日新聞デジタル

毎日新聞ウェブ版

軽井沢web

この報道がきっかけとなって、他にも観察例が発表され、
ジョウビタキの繁殖地拡大の様子が解明されていくと良いですね。

身近な野鳥に起きている生態の変化は、ジョウビタキだけに限りません。
軽井沢ではハクセキレイやアオサギが増えて、
近年では町内であたり前のように繁殖しています。
これらの理由は判りませんし、それぞれ違うのかもしれません。
しかし、自然は永遠に不変なのではなく、常に変化していくものだという事を、
このジョウビタキたちは教えてくれているのかもしれませんね。

大塚

鳥類調査情報(2017年5月15日)

今日は朝から細かい雨が降っていましたが、
傘は必要ない程度だったので、
予定していた軽井沢野鳥の森の鳥類調査を実施しました。

本日の調査で確認された野鳥は以下の通りです。

アオバト(声)、コゲラ、アカゲラ、サンショウクイ、ハシブトガラス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ヤブサメ(声)、エナガ、センダイムシクイ(声)、メジロ、ゴジュウカラ、キバシリ(声)、ミソサザイ、クロツグミ(声)、コルリ(声)、コサメビタキ、キビタキ、オオルリ、キセキレイ、イカル、ノジコ、計25種類

霧雨のせいでしょうか?
普段より近付かせてくれる鳥さんが何羽もいました。

すぐに「チチン・チチン」と鳴きながら飛び去るキセキレイも、
今日は枝でじっとしています。

キセキレイ♀170515
キセキレイ♀

シジュウカラはすぐ近くの地面で何かを拾って食べていました。
頭や顔の黒い部分を見ると、羽毛が濡れています。

シジュウカラ♂170515
シジュウカラ♂

キビタキも、すぐ近くの枝に止まりましたよ。
ちょっと暗かったですが、何とかブラさずに写せました。

キビタキ170515
キビタキ♂

キビタキやオオルリでは、オスがメスに付きまとう姿に出会いました。
穴を掘るコガラや、アカゲラの交尾も観察できましたよ。
小鳥たちは本格的に繁殖シーズンを迎えたようです。

大塚
プロフィール

ピッキオ

Author:ピッキオ
軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
©ピッキオ 禁無断転載

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