野鳥調査情報(2018年2月23日)

軽井沢は昨夜、うっすらと雪が積もりました。
そして今朝は良い天気。
森には「ヒー・ホー」「ヒー・ホー」と、
コガラの甲高いさえずりが響いています。
木々には霧氷が付いて、寒いけれども穏やかな朝でした。

本日確認された野鳥は以下の通りです。

フクロウ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ(声)、カケス、コガラ、ヤマガラ(声)、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ(声)、エナガ、ゴジュウカラ(声)、キバシリ、カワガラス、シロハラ(声)、ツグミ、アトリ、イカル、計18種

フクロウ180223
フクロウ

アカゲラが騒ぐ声に目を向けると、フクロウが枝に止まりました。
フクロウを目撃するのは久しぶりです。
実際にはけっこう遠かったのですが、写真は拡大しています。
しばらくすると再び飛び立って、森の奥へと消えて行きました。

エナガ180223
エナガ

霧氷で白くなった枝から枝へと、エナガが移動して行きました。
ちょこまかしていて、相変わらず撮りにくい野鳥ですが、
今日は何とか写せましたよ。
羽毛をまん丸に膨らませていて、
まるで毛玉に棒を突き刺したような姿で写りました。

ヒガラ180223
ヒガラ(口にカラマツの種子をくわえています)

普段は高い梢にいる事が多いヒガラが、何羽も地面に降りていました。
何をしているのだろう?と観察していると、
地面に落ちたカラマツの松ぼっくりから、種子をひとつずつ取り出し、
少し離れたカラマツの幹へと飛んで行っては、また戻ってきます。
どうやらカラマツの樹皮の隙間に、種子を隠しているようです。
そう、ヒガラもヤマガラやコガラ同様、貯食行動をするのです。

もしかしたら、ヒガラが地面に降りて来ていたのは、
冬も終わりに近付き、樹上の食べ物が残り少なくなっているためかもしれませんね。

他にも今朝は、湯川でカワガラスがさえずりや追いかけ合いをしていました。
まだまだ寒い日が続いていますが、
少しだけ春の気配が感じられるようになってきました。


大塚
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またツグミですが・・・

少し更新に間が空いてしまいました。
このところ「小鳥の森でチョコフォンデュ」と「きらめく星空ウォッチング」を
連続して担当していたので、あまり森を歩いていなかったのです。

今日はダブルヘッダーで、たき火をした後に星を観ていたのですが、
午前中、野鳥の森の募金箱を回収するために、ちょっと森を歩きましたよ。

野鳥の森には2つの募金箱が設置されています。
散策する皆様から頂いた募金は、
森林管理署や環境省も参加する「野鳥の森協議会」で用途が決められ、
最近ではピッキオで無料レンタルしているクマ避け鈴の購入などに使われています。
その現地での回収作業を、現在、私がやっている訳です。

せっかく森を歩くので、念のため望遠レンズ付きのカメラを担いで歩きました。
相変わらずツグミが多く、歩みを進める度に
「キョキョッ」と鳴きながら飛び去って行きます。

アカゲラ休憩所の前にある募金箱を回収し、
車を置いた鶴溜の出入り口まで戻ろうとすると、
近くの樹上で、ツグミがじっとこちらをうかがっていました。

ツグミ180214
見返りツグミ

森で出会うツグミは意外と臆病で、すぐに飛び去ってしまいます。
枝に止まる時も、木の裏側に隠れるように止まったりするのですが、
この子はずいぶん落ち着いていたようで、
お腹の羽毛をふっくらさせたまま、しばらくじっとしていました。

でも時々こちらに目を向けて、私の様子をしっかり監視しています。
私はといえば、ツグミが目線をくれた瞬間にあわせてシャッターを切ります。
目的も考えている事も全く違う1羽と1人なのですが、
このわずかな時間を共有する瞬間が、私はたまらなく好きなのです。

大塚

ツグミ祭りです

みなさまの地域では、昨夜の皆既月食は観られましたでしょうか?
軽井沢では時々薄い雲が流れて来たものの、
欠けはじめから皆既月食まではしっかりと観る事ができました。
しかし、地球の影から満月が顔を出す頃には、
空一面が薄い雲に覆われて、おぼろ月になってしまいました。

さて、一夜明けて今朝は曇り空。
約半月ぶりに鳥獣保護区管理員の業務として、軽井沢野鳥の森の遊歩道を巡回しました。

今日は調査ではないのでカウントはしませんでしたが、以下の野鳥を確認しましたよ。

ノスリ、コゲラ、アカゲラ、カケス、コガラ、ヒガラ、ヒヨドリ、エナガ、ヒレンジャク、ゴジュウカラ、カワガラス、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、アトリ、イカル

今日もやたらと目に付いたのはツグミでした。
斜面全体が落ち葉を返す音でザワザワしている程の大きな群れがいましたよ。
地面から飛び立った1羽が、見通しの良い場所に止まってくれました。

ツグミ180201-1
ツグミ

ちょっとピントを外してしまいましたね。

昼頃からは細かい粉雪が舞いはじめました。
雪の中でじっとしているツグミもいましたよ。

ツグミ180201-2
ツグミ

しばらくじっとしてくれたのですが、
どうにも枝が邪魔で、全身が写るアングルが見つけられませんでした。

寒いのでしょうね。
羽毛を膨らませてふっくらしています。

今日は他にも亜種ハチジョウツグミを目撃したのですが、
レンズを向けてシャッターを切ろうとした瞬間に飛び立ち、
残念ながら、ブレた後姿がかろうじて画面に入っているだけでした。

大塚

野鳥調査情報(2018年1月11日)

軽井沢は昨夜うっすらと雪が積もり、今朝はとても冷え込みました。
今日は日中でも気温が氷点下の真冬日です。

そんな寒い中でも、野鳥たちは活動しています。
本日確認された野鳥は以下の通りです。

コゲラ、アカゲラ、アオゲラ(声)、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ヒレンジャク、ゴジュウカラ、キバシリ、ミソサザイ、カワガラス(声)、ツグミ、アトリ、マヒワ、イカル、計17種

寒さもあってか、確認された種類数は少なめでした。
しかしこの寒さの中でも、コガラやシジュウカラのさえずりが聞こえました。
アオゲラの「ぴょ〜・ぴょ〜」も響いてましたよ。

冬至からまだ半月程ですが、鳥たちはすでに春を感じているのでしょうか?

キバシリ180111
目の前に降りて来たキバシリ

さて、種類数は少なかったですが、
カウントした個体数はなんと500羽オーバー。
アトリやツグミの群れに、至る所で出会いました。

そして3番目に多くカウントしたのがこの鳥。

ヒレンジャク180111
ヒレンジャク

そう、昨日確認したヒレンジャクです。
ヤドリギの周りに群れ集まって、その実を食べています。
1枚の写真に9羽が写っていますが、2カ所で合計67羽カウントしました。
これだけ大勢で飛来したのは何年ぶりでしょうか?

今までの経験からすると、ヒレンジャクは確認直後が最も数が多く、
次第に他へ移動して、数が減って行く場合が多いです。

観察するなら今がチャンスですよ!

大塚

ヒレンジャク来る!

昨日、1月9日の夕方。
ケラ池スケートリンクから見えるヤドリギの付いた木のあたりから、
「すぴ〜」というか細い声が聞こえてきました。

「ん?この声は・・・」そう思って見上げると、
10羽程の小鳥が飛び去っていきました。

そして今朝。
ケラ池スケートリンクの準備をしていると、やはり「すぴ〜」という声。
見上げると、カラマツの梢に小鳥の群れが止まっていました。

双眼鏡を持ち出して尾羽の先の赤を確認。
そう、今シーズン初確認のヒレンジャクです。

カメラを持ち出そうとしましたが、
ヒレンジャクの群れは、ふたたび飛び去ってしまいました。
その数、約20羽です。

ようやく来ましたね。

写真を撮ろうと星野エリアのヤドリギポイントを一巡しましたが、
残念ながら空振り。
その代わりに(?)撮れたのは、
ヤドリギを巡ってライバル関係にあるヒヨドリでした。

ヒヨドリ180111
ヒヨドリ

ヤマガシュウのつるにぶら下がるようにして、実を食べています。
くちばしの先でついばんだ実を、
空中に放り投げるようにして口の奥に入れる瞬間が、
偶然写っていました。

ヒヨドリ180111-2
もう1枚

ヒヨドリもヒレンジャクも、木の実が好きな野鳥です。
そして木の実を丸呑みし、糞とともに種子を運びます。
ヤドリギに限らず、様々な木の種子が、彼らによって運ばれているのです。

大塚
プロフィール

ピッキオ

Author:ピッキオ
軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
©ピッキオ 禁無断転載

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