アイスが食べたい

寒い冬でも、暖かい室内で食べるアイスは最高ですよね。
今日はアイスキャンディーを食べているエナガさんに出会いました。

もちろん、寒い森の中ですが・・・。

エナガ170222
エナガ(やっとエナガが撮れた・・・笑)

このエナガさんが食べている(舐めている?)のは、
モミジの枝から下がったつららです。
なんでこんな場所につららが下がっているのでしょう?

つららの下がっている枝を、よ〜く見て下さいね。
つららの上の樹皮に、横一列に並んだ傷がついているのが判るでしょうか?
誰か(恐らくキツツキ)がモミジの枝に傷を付けて、
樹液をわざと出しているのです。
言ってみればこのつららは、メープルシロップの原液でできているのです。
もっとも、煮詰める前の原液ですから、と〜っても薄いのですが・・・。

このような傷跡は、春が近付いてくると、
モミジやオニグルミ、ミズキなどの幹や枝に見つかるようになります。
そこから流れ出した樹液には、キツツキ類やエナガ、コガラなどがやって来るのです。

そして今日のように寒い日は、樹液がつららを作り、
身軽なエナガは飛びながらつららを舐めます。
そんな姿を撮影しようと、少し待ってみる事にしました。

理想としては、つららとエナガの背景が綺麗に抜けていて、
エナガの翼が逆光で輝いていると最高です。
そう思ってアングルを捜すのですが、
手前の枝が混んでいる上に、つららの周囲も枝が多いので、
思い描くようなアングルにはなりません。
「まぁこんなもんでいいか」というアングルでレンズを向けて、
エナガが再びやってくるのを待ちます。

約30分後、2羽のエナガがやってきましたが、
私のすぐ上を通り過ぎ、つららはスルー・・・。

さらに約30分後、今度は7〜8羽の群れが樹冠を通りかかりました。
「高いなぁ〜」と眺めていると、見事につららのある枝まで降りてきましたよ。
そして順番につららを舐めます。
そのうちの2羽が、飛びながらつららを舐めていきました。

連写した中から最も角度が良かったのがこれ。

エナガホバ170222

エナガの背景の枝が近いのが、やっぱり残念ですね。
羽ばたく翼は、1/1000秒のシャッタースピードでもブレてしまいました。

つららにやってくる小鳥たちの姿は、早春の森の風物詩なのですが、
いざ撮影しようとすると、なかなか良い条件のつららには巡り会えません。
またチャンスがあると良いのですが・・・。

大塚
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霜の花

2月も半ばを過ぎました。

寒い軽井沢でもさすがに真冬日は少なくなり、
日中は気温がプラスになる日が増えてきています。
日差しも強く感じられるようになり、
陽当たりの良い場所では、ずいぶんと雪が溶けてなくなりました。
カラ類もさえずり始めていますよ。

でも日陰では、溶けた雪が再び凍って、ツルツルのアイスバーンになっています。
森を歩く際には、靴用の滑り止めの装着を強くお勧めします。

さて、先日の朝、どんぐり池で美しい霜を見つけました。

どんぐり池の霜

水面から立ちのぼった水蒸気が、木の枝に凍り付いたのでしょうか?
気温が上がればすぐに溶け落ちてしまう、儚い芸術作品です。

氷の上に落ちたハルニレの小枝に、
まるで花が咲いたようについている霜もありましたよ。

霜の花

実物のハルニレの花よりも、こちらの方がよっぽど綺麗です。

大塚

野鳥調査情報(2017年2月8日)

今朝も軽井沢はよく冷え込みました。

軽井沢野鳥の森では、陽当たりの良い斜面などは雪がほぼ溶けましたが、
遊歩道にはまだ雪が残っています。
特に小瀬林道はツルツルに凍っていますので、
散策する際には滑り止めをご用意頂くと良いでしょう。

さて、本日確認した野鳥は以下の通りです。

コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、カケス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、エナガ、ゴジュウカラ、キバシリ、カワガラス、ツグミ、ルリビタキ、計14種

留鳥のカラ類やキツツキ類には何度も出会いましたが、
確認した冬鳥は、ツグミとルリビタキ(♀タイプ)の2種類のみでした。

ちなみにルリビタキは、
アカゲラ休憩所近くのツタウルシが巻いたカラマツで、
ツグミに追い回されていましたよ。

読むと元気になる!という某青年誌に連載の漫画では、
ツグミはいつも追い回される役回りですが、
実物は結構、気が強いのです。
まぁ、ヒヨドリには追い払われていますが・・・。

野鳥の写真は撮れなかったので、
久しぶりに昆虫の写真を1枚。

オオカマキリ卵嚢170208

オオカマキリの卵嚢です。

軽井沢ではあまり見かけないオオカマキリですが、
野鳥の森ではアカゲラ休憩所前の草地に細々と暮らしています。

このように卵嚢も時々見かけるのですが、
子どもの頃に故郷の千葉で見ていた(集めていた)卵嚢と比較して、
いつも「小さいなぁ」と思います。

やっぱり軽井沢の寒さ(というか夏の短さ)は、
オオカマキリにとっても厳しいものなのでしょうね。

大塚

1月の雨

昨夜から今朝にかけて、軽井沢は雨が降りました。
厳寒期の1月末に雨です。
何でも4月並の暖かさだそうですから、雪もどんどん溶けています。
スケートリンクは氷の表面に水が溜まり、今日はCLOSEとなりました。

そんな中、雨が小降りになったところで、軽井沢野鳥の森を歩きました。
遊歩道にはまだ積雪がありますが、水を含んでぐずぐずのシャーベット状です。
歩くと足が雪に沈んで歩きにくいのですが、
これが今度は冷え込むと、デコボコのカチンカチンになって、
さらに歩きにくくなるのです。

いっその事、全部溶けて欲しい・・・。

さて、出会った野鳥はカラ類の混群にツグミくらい。
混群にキバシリが混じっていたのがちょっと嬉しかったでしょうか。
小瀬林道まで出ると、巣箱からムササビが顔を出しました。

ムササビ170130
「お久しぶり・・・」

彼らは冬眠しませんので、
今の季節でも夜になれば、森に出掛けて行っています。

でもそれを観察するには、厳寒の森でじっと待つ覚悟が必要。
しかも冬の間、ムササビはなかなか時間通りに出掛けてくれません。
冬に「空飛ぶムササビウォチング」を開催していない裏には、
そんな理由があるのです。

大塚

野鳥調査情報(2017年1月19日)

15〜17日に降った雪で、軽井沢野鳥の森はすっかり雪に覆われました。
遊歩道の積雪は20センチ程。
散策には、防寒ブーツやスパッツがあった方が良いでしょう。

そんな中、毎月恒例の鳥類調査で森を歩きました。
森の中には、雪の上のあちこちに、動物の足跡が残されています。
中でもミソサザイ休憩所には、入口から中に入って、
そして再び出て行くノウサギの足跡が残されていましたよ。

ウサギ足跡ミソサザイ休憩所
何しに入ってきたの?

さて、本日確認した野鳥は、以下の通りです。

コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、カケス、ハシブトガラス、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、ゴジュウカラ、キバシリ、ミソサザイ、カワガラス、ツグミ、ベニマシコ、ウソ、計17種

沢沿いの遊歩道を歩いていると、ツグミが何度も沢から飛び出して行きました。
地面が雪で覆われてしまったので、沢の水際で食べ物を捜しているのでしょうね。
ルリビタキにもそういう習性があるので期待したのですが、今日は会えませんでした。
他に冬鳥は、ウソとベニマシコの声を聞きましたが、
姿は飛んでいるのをチラッと見たのみでした。

カラ類は活発で、今日は何度も混群に出会いました。
しかも低い位置を移動する群れに3回程行き合い、
周囲をカラ類に囲まれる幸せな時間(?)を過ごせました。

その群れを先行していたエナガを撮影しようと努力したのですが、
やっぱりエナガは動きが素早い。
レンズを向けてピントを合わせているうちに、
他の枝にどんどん移動してしまって間に合いません。
どうにかシャッターを切っても、
なかなかエナガらしさの伝わるアングルで写ってくれないのです。

なんとか写った1枚がこれ。

エナガ170119
エナガ

さらに接近してきたエナガにどうにかピントを合わせると、
構図がメチャクチャで画面の端に上半身だけ写ってました。
その上半身をトリミングして・・・。

エナガ顔170119
エナガの顔

カワイイ鳥なので、ちゃんと撮影したいのですが、
いつも失敗ばっかりです。

大塚
プロフィール

ピッキオ

Author:ピッキオ
軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
©ピッキオ 禁無断転載

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