コルリも到着しました

今朝の軽井沢は冷え込んで、
私の自宅では、車のフロントガラスに霜がついていました。

訳あって朝早くに出社したので、野鳥の森を歩いてきましたよ。
ミソサザイの沢では、今年はじめてのコルリに出会いました。

コルリ170423
コルリ♂

21日にはサンショウクイも確認していますので、
これでカッコウ類以外の夏鳥は、ノジコを除いてすべて到着しました。

今朝はキビタキにも出会いました。

キビタキ170423
キビタキ♂

キビタキも数が増えて来たようで、
どんぐり池では3羽のオスがなわばり争いしていました。

オオルリもミソサザイの沢とピッキオビジターセンターの上でさえずっていましたが、
高い梢だったので撮影はできませんでした。

湯川に掛かるフクロウ橋では、
イヌコリヤナギの花にヒガラが来ていました。

ヒガラ170423
ヒガラ

毎年撮影しているシーンですが、
やっぱり花粉まみれで黄色くなっています。
ヤナギの花にはエナガやメジロも来ていましたよ。

今朝はアオバトの声も森に響いていました。
いよいよバードォッチングシーズン本番といったところですね。

4月28日からは、「早朝バードウォッチング」が始まります。
「森の小鳥を見たいけど、鳴き声の聞き分けや姿を見つけるのが難しい」
そう思っている方には、絶対にオススメですよ。

大塚
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もう巣立ちビナ

軽井沢はコブシの花も咲き始め、春本番を迎えました。

夏鳥の初認情報も、続々と集まっています。
今年はすでに、4月7日にウグイス(軽井沢では夏鳥)
4月14日にコマドリ(通過)、センダイムシクイ
4月15日にクロツグミ
4月17日にヤブサメ、キビタキ、メジロ(軽井沢では夏鳥)、アオジ(同左)
4月18日にオオルリが確認されています。

今朝はピッキオビジターセンター脇の斜面の上に立つカラマツの梢で、
オオルリが朗々とさえずっていましたよ。

さて、トンボの湯の脇にあるムササビ巣箱をチェックしていると、
湯川から鳥のヒナらしい声が聞こえてきました。

トンボの湯に隣接して建っている自家水力発電所の排水路のトンネルの中で、
今年もカワガラスが営巣している事は、ヒナの声や親鳥の行動で判っていました。
どうやら、もうヒナが巣立ったようです。
そこで、湯川に沿った遊歩道に降りて、ヒナの姿を捜してみましたよ。

すると下流から、キセキレイのペアがやってきました。

キセキレイ♀170420
キセキレイ♀

喉が白いメスのキセキレイと・・・、

キセキレイ♂170420
キセキレイ♂

それを追うように付き従う、喉が黒いキセキレイのオスです。

また、ミソサザイも盛んにさえずっています。
川面を背景に苔が生えた石の上という、
もうこれ以上無いくらい良い場所でさえずってくれましたが・・・

ミソサザイ170420
ミソサザイ

むこうばかり向いて、目にキャッチライトが入らない・・・(涙)。

そうこうしているうちに、木の根の下からカワガラスのヒナが出てきました。

カワガラスヒナ170420
カワガラスのヒナ

どうやら、日陰に身を潜めて休んでいたようです。
親鳥から給餌される場面を撮りたいと思っていたのですが、
そのまま上流へ飛び去ってしまいました。

カワガラスは水生昆虫を主な食料にしているので、
暖かくなって水生昆虫が羽化する前、まだ雪が舞う頃から子育てを始めます。
そのため、いち早くヒナが巣立つのですね。

イモムシなどを食料にするシジュウカラは、やっと巣づくりを始めたところですから、
それに比べるとずいぶんと早いです。

大塚

今年も赤ちゃんが産まれています

今年も、ムササビの出産が確認されました。

最初の確認は4月9日の「空飛ぶムササビウォッチング」にて、
ムササビが巣から出た際に、巣材の中でうごめく赤ちゃんの姿が確認されました。
状況から、おそらくその数日前あたりに出産したと思われます。

そして今日は違う巣箱で、赤ちゃんを確認しました。
今回は日中の巣箱チェック時に確認したので、画像も記録できましたよ。

ムサ親子170416

母親のお腹の上に乗った赤ちゃんの一部、
しっぽと後ろ足が、母親の大きなしっぽの影からのぞいています。
一昨日に、他のスタッフから「いるかも?」と聞いていたので、
こちらも出産から何日か経っていると思われます。

今年、出産が確認されたのはこの2家族です。
最初に確認された家族は、一昨日、早くも産まれた巣箱から引っ越してしまいました。
と、思ったら、他の巣箱に親子が、、、恐らく同じ家族です。

じつはこの2つの巣箱は、直線距離で300m程離れていますが、
昨年も、赤ちゃん連れの家族が行ったり来たりしていたのです。
ただ、引越し先の巣箱に仕掛けられたカメラのコードにトラブル発生。
映像が映ったり映らなかったりで、詳しい状況が判りません。
う〜ん、コード修理しなくてはですね。

ムササビ170415
隣の巣箱の住人

その家族が引っ越した巣箱の隣には、現在、別のムササビがよく寝ています。
恐らく昨年生まれの若い個体が、母親のなわばりに留まっているのだと思うのですが、
次の子どもも産まれた事ですし・・・、
そろそろ独り立ちを迫られて、なわばりから追い出されてしまうかもしれませんね。

大塚

半日で冬から春へ(野鳥調査情報2017年4月12日)

昨日の軽井沢は、朝から雪が降っていました。
夕方から雨に変わりましたが、
今朝の森にはまだうっすらと雪が残っていましたよ。

毎月定例の鳥類調査で森を歩くと、
雪の上にいくつもの動物の足跡が残っていました。

タヌキ足跡170412
タヌキ

カモシカ足跡170412
ニホンカモシカ

イノシシ足跡170412
イノシシ

調査を始めた時間帯は深い霧が出ていましたが、
日が昇るにつれて霧が晴れ、次第に良い天気になりました。

そんな中で確認された野鳥は以下の通りです。

トビ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、カケス、ハシブトガラス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、エナガ、ヒレンジャク、ゴジュウカラ、キバシリ、ミソサザイ、キセキレイ、アトリ、カワラヒワ、シメ、イカル、ホオジロ、計21種

もう4月ですが、ようやく今シーズンはじめて、
冬鳥のヒレンジャクを確認しました。

ヒレンジャク170412
証拠写真・・・

確認できたのは15羽。
ヤドリギの実を食べていましたよ。
渡りの時期になって、ようやく立ち寄ってくれましたね。

一方で、もう巣づくりを始めている野鳥もいます。
今日はゴジュウカラが樹洞に出入りしているのを観察しました。

ゴジュウカラ造巣170412
ゴジュウカラ

木屑のようなものをくわえて、
樹洞入口の内側になすり付けていました。
ゴジュウカラは巣穴の入口を泥などで狭くする習性があります。
どうやらその左官作業を目撃したようです。

街中ではもうツバメを見ていますが、
森にはまだ夏鳥の姿は見つかりませんでした。
でも、もうあと数日で、クロツグミなどは到着するのでしょうね。

午後、ピッキオビジターセンターの前では、アズマイチゲが咲いていました。

アズマイチゲ170412
アズマイチゲ

例年、4月の第1週あたりに咲き始めますので、
今年は約1週間遅かったですね。

朝に残っていた雪もほとんど無くなり、
ほんの半日程で、すっかり冬から春になったようです。

大塚

ようやくの雨です

この3日程、軽井沢も暖かい日が続いています。
「やっと」春らしくなった感じですね。

今朝、野鳥の森を歩くと、ミソサザイがさかんにさえずっていました。

ミソサザイ170406
ミソサザイ

他にもアカゲラがドラミングする姿や、イカルのさえずりも確認できました。

朝のうちは天気もよかったので、チョウも活動していましたよ。

テングチョウ170406
テングチョウ

そして危うく踏みそうになったのは、
遊歩道を歩いていた、メスのヤマアカガエル。

ヤマアカガエル♀170406
ヤマアカガエルの♀

どうやら遊歩道を登って、どんぐり池を目指しているようです。
どんぐり池には、ヤマアカガエルの新鮮な卵塊もありました。

ヤマアカ卵170406
ヤマアカガエル卵塊

そして水底には、メスを待つオスの姿も・・・

ヤマアカガエル♂170406
ヤマアカガエルの♂

どんぐり池には例年だったら、3月中に30個程の卵塊が産みつけられます。
でも今年は今日までにまだ5つだけで、ずいぶん遅れています。
恐らく3月下旬に寒い日が多く、雨ではなく雪が降った事で、
産卵のタイミングを逸してしまっているのでしょう。

今夜は暖かい雨が降っています。
絶好のヤマアカガエル産卵日和。
明日の朝には、卵塊が増えていると期待したいですね。

大塚
プロフィール

ピッキオ

Author:ピッキオ
軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
©ピッキオ 禁無断転載

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