オオマシコ!

昨日から今朝にかけての雪で、
軽井沢野鳥の森はすっかり雪景色になりました。

野鳥の森入口141206
今日の野鳥の森

午後に少し時間を作って、森の中の様子を見に行ってみました。
朝まで雪が降っていたので、夜行性の動物たちの足跡はありません。
明日になったら、いくつもの足跡が付くでしょう。

「チャッ」とミソサザイの地鳴きが聞こえたので探してみると、
何やら少し大きめの鳥が、雪にうずもれるように地面を歩いています。
オオマシコです。

オオマシコ141206-1

若いオスと思われるオオマシコが、
ミズヒキの実をついばんでいました。

近くにはもう1羽・・・

オオマシコ141206-2

体の赤味が薄いので、たぶんメスなのでしょう。
やはり雪の中をラッセルするように歩き回っては、
ミズヒキの実をついばみます。

写真を撮りながらゆっくり近付いていくと、
向こうも近付いてきました。
そしてさすがに近いと思ったのか、近くの枝に飛び乗りました。

オオマシコ141206-3
「足が冷た〜い」

足の指に雪が凍り付いています。
いかにも「冷た〜い」という動作をして、
右足をお腹の羽毛の中に隠してしまいました。

オオマシコ141206-4

この後、もう少し高い枝に移動して、じっとしていました。
私がいなくなるのを待っているのでしょう。
真っ赤な成鳥のオスはいないかと周囲を見回してみましたが、
またく気配はありません。
私も諦めて、そっとその場を立ち去りました。

今日は他にアカゲラとアオゲラを目撃。
「野鳥の森ネイチャーウォッチング」では、
ミヤマホオジロのオスを見たそうです。

ただ、もう路面の凍結には気をつけなくてはいけません。
お履物は滑りにくく、暖かいものをご用意下さい。
またお車の場合は、冬用タイヤに履き替えてお出掛け下さい。

大塚

今年もスケートリンク準備中です

今日から12月です。
今年もあと1ヶ月となりましたね。

さて、軽井沢野鳥の森の入口近くにあるトンボ池ですが、
元々は何十年も前に、星野温泉のスケートリンクとして作られた池です。

しばらく放置されていたスケートリンクには、カエルやトンボが住み着き、
ついにはドジョウまで棲むようになったのですが、
一昨年から、スケートリンクとしての営業も再開しています。
そして今年も、スケートリンク開業の準備がはじまっています。

トンボ池141201

まずは一旦、水を抜きます。
まるで干潟のようになっていますが、
この泥の中には、ドジョウやヤゴなどが越冬しているはずです。

泥の上で小さな虫を捕まえようと、
セグロセキレイのペアが来ていました。

セグロセキレイ141201
セグロセキレイ

今後、冷え込んだ所で水を張り、次第に厚い氷を作っていきます。
スケートリンク開業は、12月20日を予定。
冷え込みによっては遅れるかもしれませんので、
Web等でご確認下さい。
(スケートリンクについての詳細はこちら→天然氷の「森のスケートリンク」

大塚

アカマツの松ぼっくりが食べ頃です

軽井沢は昨日・おとといと雨が降り続いていました。
今日は久しぶりに晴れていますよ。

ピッキオビジターセンターの前では、
ムササビに食べられたアカマツの松ぼっくりが、雨に濡れていました。

ムサ食痕マツ2

ムササビは、樹上の枝に付いている、まだ開いていない松ぼっくりを取って、
松かさを剥がしながら、その隙間に入っている種子を食べます。
全部種子を食べ終わると、最後に残った芯の部分を捨てていくのです。

ムサ食痕マツ1

この食べ痕、その姿から、自然観察の業界(?)では
「エビフライ」と呼ばれています。
少し探してみると、いくつものエビフライが見つかりましたよ。

ムサ食痕マツ3

もっともこのエビフライ。
ニホンリスも作るので、見ただけでムササビとは断言できません。
しかし最近、ビジターセンターからはリスの姿は見ていませんし、
一方でムササビは、夜によく来ています。
それで、ムササビの落とし物だと決めつけている訳です。

またムササビが作るエビフライは、繊維の毛羽立ちが多くて
区別できるという人もいます。
確かにその傾向があると私も思うのですが、個体差も大きく感じるので、
私はやっぱり、断定はしないようにしています。

大塚

野鳥調査情報(2014年11月19日)

昨日おこないました、軽井沢野鳥の森の鳥類調査結果です。

マガモ、カルガモ、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、ヒヨドリ、モズ、カワガラス、ミソサザイ、ツグミ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、キバシリ、ホオジロ、アトリ、オオマシコ、ウソ、計21種

ホオジロ♂141119
ホオジロ♂

他に、遠く星野別荘地の方角から、
アオバトの「ぽ〜ぽあぉ〜」という声が聞こえてきました!
こんな時期に鳴いているのは珍しいですから、
一瞬「尺八か?」と耳を疑ってしまいました・・・。
先日のアオバトといい、軽井沢では冬でもアオバトが滞在しているのでしょうか?
それとも、これから暖地へ移動する個体なのでしょうか?

朝にはトンボ池で、マガモとカルガモが泳いでいました。
ミソサザイの沢では、カワガラスを2羽確認。
早くもペアができているのでしょうかね?
キバシリも、高く澄んださえずりをちょっとだけ聞かせてくれましたよ。

そして今回は、何と言ってもオオマシコ!
1度目は沢から飛び上がった4羽程の群れを目撃。
薮の向こうに止まった姿は双眼鏡で見てもボケボケでしたが、
1羽は真っ赤な成鳥のオスでした。

2度目はカラマツの梢で松ぼっくりをつつく小群を発見。
逆光で色はよく判りませんでしたが、「チイッ」「チイッ」という
金属的で甲高い地鳴きも聞こえてきました。

その梢から飛び去った数は、少なくとも6羽。
1度目と同一の群れの可能性もありますが、ともかく来ましたよ!!

ベニマシコ♀141119
ベニマシコ♀

調査終了後、アカゲラ休憩所前の草地に立ち寄ると、
ベニマシコのメスがヨモギの種子を食べていました。
見事に枯草色ですね・・・。

ピンク色のオスが姿を現さないか、少し待ってみましたが、
今日は残念ながら出てきませんでした。

その代わり・・・という訳ではありませんが、
遠くの木の枝で「チッ」「チッ」とないている小鳥がいたので見てみると、
ミヤマホオジロのオス。
さらに薮の中から、「チリリリリ」とカヤクグリの声が聞こえてきました。

今回もまた、調査終了後に2種類も追加してしまいました。

大塚

冬鳥初認情報2014

軽井沢は紅葉もほとんど終わり、
森の中はすっきりと見通しが良くなりました。
冬鳥たちも、徐々に揃ってきています。
今日までに軽井沢野鳥の森でピッキオが確認できた冬鳥は、以下の通りです。

10月11日 アトリ
11月 2日 ベニマシコ
       ジョウビタキ
11月 6日 ウソ
11月 8日 ツグミ
11月14日 ミヤマホオジロ
       ルリビタキ

今日の午前中に、アカゲラ休憩所の前に広がる草地まで出掛けると、
ルリビタキが顔を出してくれました。

ルリビタキ141116
ルリビタキ

若いオスでしょうか?
それともメスでしょうか?

草地の奥からは、時々ベニマシコの「フィッ・フィッ」という声が響いてきます。
しかし、なかなか姿を現してはくれません。
ようやく顔を出したのは、地味な茶色のメスでした。

ベニマシコ♀141116
ベニマシコ♀

近くでは、ウソの「フィ」・「フィ」という声がしていましたが、
姿は見つける事ができませんでした。

ビジターセンターに帰る途中、沢ではアトリの群れに出会いました。
1羽が水を飲みに、沢に降りてきましたよ。

アトリ141116
アトリ♂

これまでの様子だと、今年の冬鳥は期待できそうです。
ヒレンジャクやオオマシコは、今年はどうでしょうか?
また情報が入れば、ご紹介していきますね。

大塚
プロフィール

ピッキオ

Author:ピッキオ
軽井沢野鳥の森を毎日ガイドしているピッキオが、野鳥の森の季節の自然情報や、日々のネイチャーウォッチングなどで出会った生き物についてご紹介します。
©ピッキオ 禁無断転載

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